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03月22日-07号

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  1. 糸満市議会 2022-03-22
    03月22日-07号


    取得元: 糸満市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-04
    令和4年第2回糸満市議会定例会会議録令和4年3月22日出席議員 21人1番 大 城 むつみ    2番 玉 城 哲 郎3番 山 内 竜 二    4番 前 田   潤5番 浦 崎   暁    6番 伊 敷 郁 子7番 賀 数 郁 美    8番 金 城 一 文9番 長 嶺 安 浩    10番 新 垣 勇 太11番 平 田 健 人    12番 金 城   悟13番 金 城   寛    14番 山 城   渉15番 西 平 賀 雄    16番 大 田   守17番 金 城   敦    18番 金 城   敏19番 金 城 幸 盛    20番 新 垣 安 彦21番 徳 元 敏 之欠席議員 なし 地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者は次のとおりである。   市長     當 銘 真 栄    副市長       神 谷 和 男   教育長    幸 地 政 行    総務部長      福 元 信 美   企画開発部長 徳 元 弘 明    市民健康部長    島 根 辰 也   福祉部長   金 城   満    経済部長      兼 城 浩 康   建設部長   大 城   拡    水道部長      伊 敷   勝   消防長    平 田 徳 明    教育委員会     金 城   秀                     総務部長   教育委員会  與那覇 正 樹   指導部長本日の議事日程 日程第1 諸般の報告 日程第2 議員提出  ロシアによるウクライナへの一方的な軍事侵攻に対する抗議と平和的      議案第2号 手段による解決を求める決議の提出について 日程第3 議案第36号 教育委員会委員の任命について 日程第4 議案第3号 令和4年度糸満市人材育成事業特別会計予算 日程第5 議案第21号 糸満市観光文化交流拠点施設基金条例の制定について 日程第6 議案第24号 糸満市立学校施設の開放に関する条例について(糸満市立学校体育施            設の使用料に関する条例の全部改正) 日程第7 議案第26号 糸満市個人情報保護条例の一部を改正する条例について 日程第8 議案第27号 糸満市職員定数条例の一部を改正する条例について 日程第9 議案第29号 糸満市附属機関設置に関する条例の一部を改正する条例について 日程第10 議案第4号 令和4年度糸満市国民健康保険事業特別会計予算 日程第11 議案第5号 令和4年度糸満市介護保険特別会計予算 日程第12 議案第8号 令和4年度糸満市後期高齢者医療特別会計予算 日程第13 議案第14号 令和3年度糸満市介護保険特別会計補正予算(第3号) 日程第14 議案第22号 糸満市子どもの未来応援基金条例の制定について 日程第15 議案第30号 糸満市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について 日程第16 議案第31号 糸満市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める            条例の一部を改正する条例について 日程第17 議案第32号 糸満市地域型保育事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一            部を改正する条例について 日程第18 議案第33号 糸満市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基            準を定める条例の一部を改正する条例について 日程第19 議案第34号 糸満市立認定こども園設置条例の一部を改正する条例について 日程第20 議案第37号 指定管理者の指定について(糸満市障害者地域活動支援センター陽だ            まり) 日程第21 議案第6号 令和4年度糸満漁港ふれあい公園事業特別会計予算 日程第22 議案第7号 令和4年度糸満市土地区画整理事業特別会計予算 日程第23 議案第9号 令和4年度糸満市農業集落排水事業特別会計予算 日程第24 議案第10号 令和4年度糸満市水道事業会計予算 日程第25 議案第11号 令和4年度糸満市下水道事業会計予算 日程第26 議案第15号 令和3年度糸満漁港ふれあい公園事業特別会計補正予算(第3号) 日程第27 議案第17号 令和3年度糸満市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号) 日程第28 議案第23号 糸満市空家等の適切な管理及び対策の推進に関する条例の制定につい            て 日程第29 議案第35号 糸満市都市公園条例の一部を改正する条例について 日程第30 議案第2号 令和4年度糸満市一般会計予算 日程第31 議員提出  ウクライナ避難民の早期支援を求める決議について      議案第4号 日程第32 議員提出  糸満市議会委員会条例の一部を改正する条例について      議案第1号 日程第33 議員提出  新型コロナウイルス感染症に係る全ての差別や偏見等の根絶に関する      議案第3号 決議について 日程第34 給食費支援継続や、コロナ感染症対策など糸満市の認可外保育施設園児への支援充      実を求める要請 日程第35 さとふる「糸満わんにゃん基金」寄付金の誤解を招く募集内容と寄付金使用目的の      再考についての陳情書 日程第36 マスク着用に関する陳情書 日程第37 選択的夫婦別姓の法制化を求める意見書の提出を要望する陳情書 日程第38 公共施設のZEB導入、住宅のZEH導入と電力自由化促進についての陳情書 日程第39 5歳から12歳の新型コロナワクチン接種お知らせ内容に関する陳情書 日程第40 「運転代行業者への事業継続緊急支援措置」について(陳情書) 日程第41 沖縄県内ブライダル業界に対する助成措置に関する陳情 日程第42 沖縄本島南部土砂採取計画の撤回を国に要請することを求める陳情 日程第43 閉会中の継続審査(調査)の申出について   ――――――――――――――――――――――――――――――                              (開議宣告午前10時04分) ○議長(金城寛) これより本日の会議を開きます。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) この際「諸般の報告」を行います。 △3月22日付、金城幸盛議員から議員提出議案3件の提出がありました。  以上で諸般の報告を終わります。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 議員提出議案第2号「ロシアによるウクライナへの一方的な軍事侵攻に対する抗議と平和的手段による解決を求める決議の提出について」を議題といたします。 本案については、提出者金城幸盛議員外7名の賛成者でもって提案されております。提出者の提案理由の説明を求めます。 ◆19番(金城幸盛議員) 議員提出議案第2号 ロシアによるウクライナへの一方的な軍事侵攻に対する抗議と平和的手段による解決を求める決議の提出について。上記に関し、別紙のとおり決議し、ロシア連邦大統領、駐日ロシア連邦大使に対して、別紙のとおり決議を提出する。 決議文を読み上げて、提案理由の説明に代えさせていただきます。   ロシアによるウクライナへの一方的な軍事侵攻に対する抗議と平和的手段による解決を求める決議 ロシアによるウクライナへの一方的な軍事侵攻が2月24日に開始された。 国際社会でも懸念が広がる中、安保理の要請による40年ぶりとなる国連総会の「緊急特別会合」が開かれ、グテーレス事務総長は「暴力の拡大が行き着く先は、子供を含む民衆の犠牲であり、絶対に受け入れることはできない」と述べ、会合では「ロシア非難決議」に141か国が賛成し国際社会の大多数の意思がはっきりと示された。 これ以上の惨禍を防ぐためにも、国連を中心に関係諸国が一致して外交努力を尽くしていくことを望む。 今、ウクライナで起きていることは身勝手な理屈によって破壊と殺りくを重ねる不法な行為である。主権と領土は不可分であり、力によって一方的に現状変更するロシアの行いが国際法違反であることは明らかである。 とりわけ、緊張が高まる中で、核戦力を念頭に抑止力を特別警戒態勢に引き上げた行為は核兵器による威嚇であり、この事態を到底看過することはできない。 ロシアは国連安全保障理事会の常任理事国であり、NPT(核兵器不拡散条約)の一員として核兵器の保有が許されているが、その核を振りかざして威嚇をする態度は、国際社会が課した「平和への責任」に矛盾する対応であり、断固として非難されなければならない。 本市は第2次世界大戦で最後の激戦地、沖縄戦終えんの地であり市内には多くの慰霊碑や平和の礎が建立されており、恒久平和を世界に希求する使命と責務がある。 よって、糸満市議会はロシアに対しウクライナへの一方的な軍事侵攻に強く抗議するとともに国際社会と対話し、一刻も早い停戦と即時撤退、平和的手段による解決を求める。 以上、決議する。  令和4年3月22日                                糸 満 市 議 会 ○議長(金城寛) お諮りいたします。 本案については、議会運営委員会の答申のとおり、質疑、委員会の付託及び討論を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって本案については、議会運営委員会の答申のとおり、質疑、委員会の付託及び討論を省略することに決しました。 これより採決を行います。 △議員提出議案第2号 ロシアによるウクライナへの一方的な軍事侵攻に対する抗議と平和的手段による解決を求める決議の提出について、本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立全員であります。 よって本案は、原案のとおり可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 議案第36号 教育委員会委員の任命についてを議題といたします。 本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 △議案第36号 教育委員会委員の任命について、本案については、同意することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立全員であります。 よって本案については、同意することに決しました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 議案第3号 令和4年度糸満市人材育成事業特別会計予算、議案第21号 糸満市観光文化交流拠点施設基金条例の制定について、議案第24号 糸満市立学校施設の開放に関する条例について(糸満市立学校体育施設の使用料に関する条例の全部改正)、議案第26号 糸満市個人情報保護条例の一部を改正する条例について、議案第27号 糸満市職員定数条例の一部を改正する条例について、議案第29号 糸満市附属機関設置に関する条例の一部を改正する条例について、以上6議案を一括して議題といたします。 6議案については、その審査を総務委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。 ◆8番(金城一文議員) 本委員会に付託のありました議案第3号、議案第21号、議案第24号、議案第26号、議案第27号及び議案第29号、以上6議案について、委員長報告を行います。 議案第3号 令和4年度糸満市人材育成事業特別会計予算本案は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1,147万3,000円とするものであります。前年度当初予算と比較しますと、50万9,000円(4.6%)の増となっております。歳出2款1項4目文化振興費において、文化振興事業217万6,000円が計上されております。当局より、海外ホームステイ事業及びその他派遣に係る経費であり、海外ホームステイ事業についてはこれまで委託事業として行っていたが、委託先事業者が受託できなくなったため、次年度からは新聞社が公募する海外ホームステイ事業を活用したいと考えているとの説明がありました。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第21号 糸満市観光文化交流拠点施設基金条例の制定について。本案は、糸満市観光文化交流拠点施設を中心とした文化芸術及び観光等の振興並びに施設の健全な維持管理に要する資金に充てるため、糸満市民会館建設基金に属していた資金を原資として新たな基金を創設するため条例を制定するものであります。委員より、第7条に、この条例に定めるもののほか、基金の管理に関し必要な事項は市長が別に定めるとあるが、市長が別に定めるという表現ではなく、規則で定めるという表現がいいのではないかとの意見がありました。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第24号 糸満市立学校施設の開放に関する条例について(糸満市立学校体育施設の使用料に関する条例の全部改正)。本案は、学校施設開放に関することを具体的に規定し同事業の円滑な実施に資するため、糸満市立学校体育施設の使用料に関する条例を全部改正するものであります。委員より、教育委員会が開放に伴う学校施設の管理責任を負うことになっているため、校長先生も安心だと思うとの意見がありました。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 △議案第26号 糸満市個人情報保護条例の一部を改正する条例について。本案は、条例中の引用先の法律が廃止されたことから当該引用先を新たに定めるため条例の一部を改正するものであります。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第27号 糸満市職員定数条例の一部を改正する条例について。本案は、教育委員会の職員を市長部局へ配置及び国の情報政策に対応するため情報専門員を配置することに伴い、職員の定数を変更するため条例の一部を改正するものであります。委員より、情報専門員が3人増となっているが、情報専門員はスペシャリストでなければ厳しいのではないかとの質疑があり、当局より、有資格者を専門職で採用するとの説明がありました。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第29号 糸満市附属機関設置に関する条例の一部を改正する条例について。本案は、糸満市文化交流・情報発信拠点施設整備調査委員会において、その役割を終えたことから、同委員会を廃止するため条例の一部を改正するものであります。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 ○議長(金城寛) 委員長報告に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する質疑を終了いたします。 議案第3号 令和4年度糸満市人材育成事業特別会計予算本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第3号 令和4年度糸満市人材育成事業特別会計予算本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
    ○議長(金城寛) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 議案第21号 糸満市観光文化交流拠点施設基金条例の制定について、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 △これより採決を行います。  議案第21号 糸満市観光文化交流拠点施設基金条例の制定について、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立多数であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 議案第24号 糸満市立学校施設の開放に関する条例について(糸満市立学校体育施設の使用料に関する条例の全部改正)、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第24号 糸満市立学校施設の開放に関する条例について(糸満市立学校体育施設の使用料に関する条例の全部改正)、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 議案第26号 糸満市個人情報保護条例の一部を改正する条例について、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 △議案第26号 糸満市個人情報保護条例の一部を改正する条例について、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 議案第27号 糸満市職員定数条例の一部を改正する条例について、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第27号 糸満市職員定数条例の一部を改正する条例について、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 議案第29号 糸満市附属機関設置に関する条例の一部を改正する条例について、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第29号 糸満市附属機関設置に関する条例の一部を改正する条例について、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 議案第4号 令和4年度糸満市国民健康保険事業特別会計予算、議案第5号 令和4年度糸満市介護保険特別会計予算、議案第8号 令和4年度糸満市後期高齢者医療特別会計予算、議案第14号 令和3年度糸満市介護保険特別会計補正予算(第3号)、議案第22号 糸満市子どもの未来応援基金条例の制定について、議案第30号 糸満市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、議案第31号 糸満市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、議案第32号 糸満市地域型保育事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、議案第33号 糸満市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、議案第34号 糸満市立認定こども園設置条例の一部を改正する条例について、議案第37号 指定管理者の指定について(糸満市障害者地域活動支援センター陽だまり)、以上11議案を一括して議題といたします。 11議案については、その審査を民生委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。 ◆5番(浦崎暁議員) 本委員会に付託のありました議案第4号、議案第5号、議案第8号、議案第14号、議案第22号、議案第30号、議案第31号、議案第32号、議案第33号、議案第34号及び議案第37号、以上11議案について、委員長報告を行います。 △議案第4号 令和4年度糸満市国民健康保険事業特別会計予算本案は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ80億1,166万9,000円とするものであります。前年度当初予算と比較しますと、5億1,364万5,000円(6.9%)の増となっております。予算増の主な要因は、一般被保険者療養給付費の増加であるとの説明がありました。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第5号 令和4年度糸満市介護保険特別会計予算本案は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ48億2,779万8,000円とするものであります。前年度当初予算と比較しますと、3億2,329万9,000円(7.2%)の増となっております。予算増の主な要因は、居宅介護サービス給付費の増加であるとの説明がありました。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第8号 令和4年度糸満市後期高齢者医療特別会計予算本案は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ4億6,713万9,000円とするものであります。前年度当初予算と比較しますと、258万3,000円(0.6%)の増となっております。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第14号 令和3年度糸満市介護保険特別会計補正予算(第3号)。本案は、歳入歳出予算にそれぞれ613万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ49億2,062万円とするものであります。歳出4款1項1目、介護予防・生活支援サービス事業費において、介護予防・生活支援事業613万8,000円が追加計上されております。これは基準型通所介護予防事業補助金の所要見込額の増額補正であるとの説明がありました。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 △議案第22号 糸満市子どもの未来応援基金条例の制定について。本案は、全ての子供が生まれ育った環境に左右されることなく、自らの未来に夢と希望を持ち、子供の健全育成を社会全体で支えるための基金を創設するため新たに条例を制定するものであります。委員より、使途についてはどのようになるかとの質疑があり、当局より、主に子供の貧困対策に充てることになるが、具体的な事業については今後子ども・子育て会議等で議論していく予定であるとの回答がありました。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第30号 糸満市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について。本案は、全世代対応型の社会保障制度を構築するため健康保険法等の一部が改正されたことにより、未就学児に係る被保険者均等割額の軽減措置の追加及び所要の改正が必要になったため条例の一部を改正するものであります。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第31号 糸満市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について。本案は、国の放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準が一部改正されたことに伴い、同基準を引用する条文等に対応した改正を行う必要があるため条例の一部を改正するものであります。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第32号 糸満市地域型保育事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について。本案は、国の家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準が一部改正されたことに伴い、同基準を引用する条文等に対応した改正を行う必要があるため条例の一部を改正するものであります。当局より、この改正により今まで書面に残していた資料等を電磁的記録でも原本として残すことができるようになる。また議案第33号も同様の改正であるとの説明がありました。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第33号 糸満市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について。本案は、国の特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定こども・子育て支援施設等の運営に関する基準が一部改正されたことに伴い、同基準を引用する条文等に対応した改正を行う必要があるため条例の一部を改正するものであります。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第34号 糸満市立認定こども園設置条例の一部を改正する条例について。本案は、潮平こども園を廃止し、本施設を有効活用するため条例の一部を改正するものであります。委員より、跡利用はどう考えているかとの質疑があり、当局より、放課後児童クラブとして考えているとの回答がありました。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第37号 指定管理者の指定について(糸満市障害者地域活動支援センター陽だまり)。本案は、公の施設である糸満市障害者地域活動支援センター陽だまりの指定管理者を指定するため、地方自治法第244条の2第6項の規定によりあらかじめ議会の議決を求められたものであります。指定管理者となる団体は、社会福祉法人たまん福祉会、指定の期間は令和4年4月1日から令和5年3月31日までとなっております。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 以上であります。 ○議長(金城寛) 委員長報告に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する質疑を終了いたします。 △議案第4号 令和4年度糸満市国民健康保険事業特別会計予算本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第4号 令和4年度糸満市国民健康保険事業特別会計予算本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 議案第5号 令和4年度糸満市介護保険特別会計予算本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第5号 令和4年度糸満市介護保険特別会計予算本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 議案第8号 令和4年度糸満市後期高齢者医療特別会計予算本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 △議案第8号 令和4年度糸満市後期高齢者医療特別会計予算本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 議案第14号 令和3年度糸満市介護保険特別会計補正予算(第3号)、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第14号 令和3年度糸満市介護保険特別会計補正予算(第3号)、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 議案第22号 糸満市子どもの未来応援基金条例の制定について、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 △議案第22号 糸満市子どもの未来応援基金条例の制定について、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 議案第30号 糸満市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第30号 糸満市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 議案第31号 糸満市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第31号 糸満市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 議案第32号 糸満市地域型保育事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 △議案第32号 糸満市地域型保育事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 議案第33号 糸満市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第33号 糸満市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 議案第34号 糸満市立認定こども園設置条例の一部を改正する条例について、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第34号 糸満市立認定こども園設置条例の一部を改正する条例について、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 議案第37号 指定管理者の指定について(糸満市障害者地域活動支援センター陽だまり)、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 △議案第37号 指定管理者の指定について(糸満市障害者地域活動支援センター陽だまり)、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立多数であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 議案第6号 令和4年度糸満漁港ふれあい公園事業特別会計予算、議案第7号 令和4年度糸満市土地区画整理事業特別会計予算、議案第9号 令和4年度糸満市農業集落排水事業特別会計予算、議案第10号 令和4年度糸満市水道事業会計予算、議案第11号 令和4年度糸満市下水道事業会計予算、議案第15号 令和3年度糸満漁港ふれあい公園事業特別会計補正予算(第3号)、議案第17号 令和3年度糸満市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)、議案第23号 糸満市空家等の適切な管理及び対策の推進に関する条例の制定について、議案第35号 糸満市都市公園条例の一部を改正する条例について、以上9議案を一括して議題といたします。 9議案については、その審査を経済建設委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。 ◆17番(金城敦議員) 本委員会に付託のありました議案第6号、議案第7号、議案第9号、議案第10号、議案第11号、議案第15号、議案第17号、議案第23号及び議案第35号、以上9議案について、委員長報告を行います。 議案第6号 令和4年度糸満漁港ふれあい公園事業特別会計予算本案は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1,299万5,000円とするものであります。前年度当初予算と比較しますと、169万3,000円(11.5%)の減となっております。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 △議案第7号 令和4年度糸満市土地区画整理事業特別会計予算本案は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ4,853万5,000円とするものであります。前年度当初予算と比較しますと、2,830万6,000円(36.8%)の減となっております。一時借入金については、最高額を1,000万円としております。予算の主な内容として、歳出2款1項1目糸満南土地区画整理事業費(保留地処分金)1,270万9,000円が計上されております。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第9号 令和4年度糸満市農業集落排水事業特別会計予算本案は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ5億1,409万8,000円とするものであります。前年度当初予算と比較しますと、3億6,059万6,000円(41.2%)の減となっております。地方債の限度額は、農業集落排水事業債5,230万円となっております。一時借入金については、最高額を3億円としております。予算の主な内容として、歳出1款1項3目新設改良費において、農業集落排水整備工事3億8,000万2,000円が計上されております。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第10号 令和4年度糸満市水道事業会計予算本案は、業務の予定量として、給水戸数2万6,494戸、年間総給水量745万2,000立方メートルとするものであります。収益的収入及び支出の予定額は、水道事業収益に15億9,893万2,000円、水道事業費用に15億7,074万1,000円をそれぞれ計上しております。次に、資本的収入及び支出の予定額は、資本的収入に3億3,239万9,000円、資本的支出に5億7,540万6,000円をそれぞれ計上しております。資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額2億4,300万7,000円は、建設改良積立金等で補填するとのことであります。債務負担行為の限度額について、令和4年度から令和8年度までの期間として、糸満市公営企業会計・水道料金システム導入事業6,877万円、令和4年度から令和8年度までの期間として、糸満市公営企業会計・水道料金システム保守管理委託料965万6,000円をそれぞれ計上しております。棚卸資産の購入限度額は2,983万7,000円であります。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第11号 令和4年度糸満市下水道事業会計予算本案は、業務の予定量として、排水戸数1万5,606戸、年間総排水量478万2,271立方メートルとするものであります。収益的収入及び支出の予定額は、下水道事業収益に11億3,121万8,000円、下水道事業費用に11億574万7,000円をそれぞれ計上しております。次に、資本的収入及び支出の予定額は、資本的収入に6億8,303万7,000円、資本的支出に8億8,572万5,000円をそれぞれ計上しております。資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額2億268万8,000円は、当年度減債積立金等で補填するとのことであります。企業債については限度額として、下水道事業債1億7,070万円、下水道事業債(特別措置分)4,390万円としております。一時借入金については、限度額を3億円としております。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 △議案第15号 令和3年度糸満漁港ふれあい公園事業特別会計補正予算(第3号)。本案は、歳入歳出予算からそれぞれ549万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ3,238万4,000円とするものであります。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第17号 令和3年度糸満市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)。本案は、糸満市農業集落排水事業において、予算を翌年度に繰り越して使用する必要が生じたため、6億8,832万7,000円を繰越明許費として計上するものであります。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第23号 糸満市空家等の適切な管理及び対策の推進に関する条例の制定について。本案は、空家等の適切な管理を図るため、空家等に関する対策の実施その他の空家等に関する措置について必要な事項を定めるため条例を制定するものであります。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第35号 糸満市都市公園条例の一部を改正する条例について。本案は、有料公園施設及び設備を追加するため条例の一部を改正するものであります。当局より、西崎運動公園内の多目的広場や西崎球場屋内ブルペン、南近隣公園及びロンドン杜公園多目的広場などの利用料を追加するものであるとの説明がありました。委員より、地域によって公園施設が有料、無料となる状況について公平性に疑問が残るとの意見がありました。審査の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しております。 以上です。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前10時59分)                              (再開宣告午前11時00分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆17番(金城敦議員) 訂正するところがございます。 議案第9号、農業集落排水整備工事「3億8,000万2,000円」と言いましたので、「3億800万2,000円」に訂正してもらいます。 ○議長(金城寛) 委員長報告に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する質疑を終了いたします。 議案第6号 令和4年度糸満漁港ふれあい公園事業特別会計予算本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 △議案第6号 令和4年度糸満漁港ふれあい公園事業特別会計予算本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 議案第7号 令和4年度糸満市土地区画整理事業特別会計予算本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第7号 令和4年度糸満市土地区画整理事業特別会計予算本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 議案第9号 令和4年度糸満市農業集落排水事業特別会計予算本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第9号 令和4年度糸満市農業集落排水事業特別会計予算本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 議案第10号 令和4年度糸満市水道事業会計予算本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 △議案第10号 令和4年度糸満市水道事業会計予算本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 議案第11号 令和4年度糸満市下水道事業会計予算本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第11号 令和4年度糸満市下水道事業会計予算本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 議案第15号 令和3年度糸満漁港ふれあい公園事業特別会計補正予算(第3号)、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 △これより採決を行います。  議案第15号 令和3年度糸満漁港ふれあい公園事業特別会計補正予算(第3号)、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 議案第17号 令和3年度糸満市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 △議案第17号 令和3年度糸満市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 議案第23号 糸満市空家等の適切な管理及び対策の推進に関する条例の制定について、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 議案第23号 糸満市空家等の適切な管理及び対策の推進に関する条例の制定について、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 議案第35号 糸満市都市公園条例の一部を改正する条例について、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 △議案第35号 糸満市都市公園条例の一部を改正する条例について、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
    ○議長(金城寛) 起立多数であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 議案第2号 令和4年度糸満市一般会計予算を議題といたします。 本案については、その審査を予算・決算特別委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。 ◆2番(玉城哲郎議員) 本予算・決算特別委員会に付託のありました議案第2号 令和4年度糸満市一般会計予算について、各分科会の報告を受け、委員長報告を行います。 本案は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ297億4,358万9,000円とするものでありますが、各分科会で審査された主な内容を申し上げます。 まず、総務分科会所管から申し上げます。歳出2款1項6目企画費において、統合型GIS整備事業66万円が計上されております。これは複数の部署で使用しているそれぞれの地図情報システムを段階的に統合するものであります。委員より、統合型にするメリットは何かとの質疑があり、当局より、統合型として運用することで災害対策も兼ねている。クラウド型のシステムを想定しており、災害時にも使用できる環境になると考えているとの説明がありました。2款1項6目企画費において、CMS更新・管理事業177万3,000円が計上されております。これは、新しくホームページを更新するための費用であります。委員より、リニューアルするホームページの特徴を教えてほしいとの質疑があり、当局より、現在の本市のホームページは、平成23年頃に整備した非常に古いものとなっている。機能的にはスマートフォンへの対応が少し遅れており、スマートフォンからの検索機能が有効にならないといった部分があるため、他市町村でできるような必要最低限の機能は実装していきたいと考えているとの説明がありました。また委員より、他市においてホームページを更新した際、市民から非常に不評だったという話もある。そういったことも踏まえて対応していただきたいとの意見がありました。2款1項9目防災諸費において、防災諸費(経常分)1,996万6,000円が計上されております。これは防災対策に係る諸経費として、防災行政無線修繕費や備蓄食料の調達費用等であるとの説明がありました。委員より、防災備蓄食料の消費期限が迫ってきたものはどうしているのかとの質疑があり、当局より、学校の子供たちに備蓄食料について体験させるということで配布をしている。そのほかについては社協などに声をかけたり、ホームページで募集をかけたりして消費期限の二、三か月前のものについて配布するようにしており廃棄はしていないとの説明がありました。10款5項2目社会教育振興費において、PBL授業(課題解決型学習)推進事業113万7,000円が計上されております。委員より、18歳以上から成人になるため、中学校から金銭に関する授業を取り入れてはどうかという意見もある。しっかりとした金銭感覚を身につけないまま社会人になってしまわないように、金銭に関する授業を教育委員会のほうで提案できるのであれば、また一緒になって考えることができると思うとの意見がありました。 次に民生分科会所管であります。歳出2款3項1目戸籍住民基本台帳費において、個人番号カード交付事務事業2,702万2,000円が計上されております。これは個人番号カードの交付等に関する事業であるとの説明がありました。委員より、個人番号カードの交付率を上げる取組の強化を図ってほしいとの意見がありました。3款2項2目児童福祉振興費において、高等技能訓練促進費等事業1,273万2,000円が計上されております。これはひとり親家庭の就職のための資格取得就業期間中に給付金を支給するための事業であるとの説明がありました。3款2項4目保育所費において、法人保育所等施設整備事業1億9,346万3,000円が計上されております。これは法人保育園の施設改築費補助に関する事業であるとの説明がありました。委員より、どの園の改築かとの質疑があり、当局より、さわやか保育園の改築であるとの説明がありました。4款1項5目環境衛生費において、省エネルギー推進事業993万3,000円が計上されております。これは脱炭素社会に向けた再エネルギーの導入を計画的に進めるための計画策定に要する経費であるとの説明がありました。 次に経済建設分科会所管であります。歳入17款2項4目農林水産業費補助金として、7億8,539万5,000円が計上されております。主な内容として、特定地域経営支援対策事業費補助金1億1,710万2,000円、園芸作物生産振興対策事業補助金(県一括交付金)3億4,797万2,000円を計上するものであります。歳出6款1項3目農業振興費において、災害に強い高機能型栽培施設の導入推進事業3億4,797万2,000円が計上されております。当局より、栽培施設として小菊平張施設3,394万800円、キュウリ強化型パイプハウス6,002万8,800円、ゴーヤー強化型パイプハウス3,136万3,200円、ピーマン強化型パイプハウス1億7,133万6,000円、パッションフルーツ強化型パイプハウス2,847万6,000円を計上しているとの説明がありました。8款4項6目公園施設整備費において、地下埋設施設整理事業4,661万8,000円が計上されております。当局より、屋内運動場の建設予定場所にあるボックスカルバートが同施設の建設に影響を及ぼすため、排水の切り回し工事を行うとの説明がありました。委員より、この切り回し工事については立ち止まって考えたほうがいい。ほかに予算の使用法があるのではないかとの意見がありました。 審査の結果、お手元に配布してあります委員会審査報告書のとおり、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。なお、質疑に対しては、分割付託部分に係る各常任委員長の補足答弁をお願い申し上げ、委員長報告といたします。 ○議長(金城寛) 委員長報告に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する質疑を終了いたします。 議案第2号 令和4年度糸満市一般会計予算本案に対しては新垣勇太議員外6名から修正の動議が提出されております。 この際、提出者の説明を求めます。 ◆10番(新垣勇太議員) 皆さんおはようございます。議案第2号 令和4年度糸満市一般会計予算に対し、一部修正の提案をいたします。 △議案第2号 令和4年度糸満市一般会計予算の一部を次のようにする。第1条第1項中「297億4,358万9,000円」を「296億9,697万1,000円」に改める。同条第2項中、第1表歳入予算の一部、20款2項基金繰入金「19億5,035万2,000円」を「19億373万4,000円」に、歳出予算の一部、8款4項都市計画費「12億4,857万7,000円」を「12億195万9,000円」に改めることであります。ふるさと応援基金の予算4,661万8,000円を一般会計に戻し、他の緊急性が高い予算に使ってほしいというものであります。 提案理由といたしましては、糸満市の最優先課題に優先順位をつけて令和4年度の予算組みをしてほしいという願いから述べさせていただきます。 8款4項6目公園施設整備費4,661万8,000円のふるさと応援基金、事業名が公園施設整備事業、地下埋設施設整理事業は、屋内多目的運動場建設を行うための西崎運動公園雨水排水切り回し工事に係る予算であります。私は去年も議案第71号 令和3年度糸満市一般会計補正予算(第4号)にも反対の理由を3点述べてまいりました。まず初めに、この計画は屋内多目的運動場を建設する基本計画策定に係る費用で国庫支出金(特定推進費)800万円、一般財源200万円、計1,000万円の補正予算でありました。私は市民ニーズの高い屋内多目的運動場を建設することは必要だと認識しており、建設することにも賛成であり、早期に建設したい考えも理解している前提で考えを述べさせていただきました。 1点目に、令和3年6月定例会一般質問でも提案した高率補助等や防衛省の予算や一括交付金などランニングコストを考えないような手法で建設はしてほしくない。これこそ民間活力やPFI制度等を活用して、雨天ドーム建設と同時に周辺のまちづくりや複合施設整備を行っていただきたいと提言してまいりました。しかし、当時策定される基本計画にはその考え等、民間活力を生かした手法等も盛り込んでほしいと要望いたしましたが、担当部局の回答はこの予算は緊急性が高い事業費にしか適用できないとのことでしたので、私が提案したことが現実的に厳しいという回答でありました。屋内多目的運動場は高率補助等を活用して建設することは簡単であり、一番重要なことはランニングコストを考えて、市民負担がないように建設して運営しなければなりません。現段階で12億円規模の屋内多目的運動場を建設予定しております。しかし、最近の全国、糸満市内全体の建築費が高騰しているため、本当に12億円で建設できるか疑問が残ります。幾ら高率補助が活用できる可能性があるからといって、安易に建設をしてしまうと、これからの糸満市を担う若い世代へ負の遺産として残してしまう危険性があります。市民負担がかからない、行財政運営にも負担がかからない建設の手法であれば賛同できますが、残念ながら現計画には賛同できません。 2点目に、當銘真栄市長が誕生して2年が経過しようとしております。市長就任後、前市政と大きく変わる財政計画はまだ示されておりません。當銘市長は、糸満市長選挙立候補予定者の公開討論会で、糸満市は現市政の運営が続けば破綻の危機に直面していると明言しておりました。私も選挙後、令和2年9月の一般質問の場で取り上げさせていただきました。そのときの答弁が、糸満市は破綻の危機に直面している根拠については、本市の財政状況は令和2年度当初予算においても、基金からの取崩しで収支のバランスを保っており、扶助費などの義務的経費の増加が本市の財政を圧迫する要因となり、依然として厳しい財政状況にあると認識しております。また、令和2年に策定した計画には、市長が公開討論会で言っていた経常収支比率は各年とも90%を上回る見通しとなっていて、これは財政運営の硬直化を表し、人件費、扶助費、公債費といった経常的経費が高止まりする中で、市税や地方交付税等の一般財源がおおむね消費され、政策的経費や投資的経費に活用できない状況が今後も続くことを示している。また、神谷副市長は、まず経常収支比率が90%を超えるという状況については、財政運営上非常に厳しいと考えています。その点については、前市長についても強い危機感を持っていたと考えます。財政運営上、非常に厳しいと言ってさらに厳しくなるような状況が示されていることについては、財政を運営する上では、特段市民に対して不安をさらにあおるものだと考えます。その点については、當銘候補者のほうからも指摘があったというふうに理解されます。財政運営は非常に厳しいというのは、市のホームページ上でも公表しております。その矛盾点について、非常に役所を運営する上での経営感覚という視点からすると、一定程度の疑念を持たれてしまうということは否定できないものだというふうに考えますと答弁しております。また、当銘シンエイ後援会選挙チラシには、上原昭市長は11本中、ハード事業が10本、「シンエイはハード、ソフトをバランスよく」、また「若いシンエイの「市民のためのまちづくり」か、現市長の「企業のための物流団地」か?」、「真栄里地区の開発のあり方がこれからの糸満市を決める!」、「独断で事業を進めようとする現市長!市民生活を破壊する計画を止めるのはシンエイ以外にいません!!」と記載がありました。このコロナ禍にもかかわらず、市長自ら選挙公約にも掲げていない、いきなり湧いて出てきたプロ野球キャンプ誘致関連のハード事業で、野球場グラウンド整備工事(土の全面入替え)5,025万円、屋内ブルペン改修工事(防球ネット・照明・壁面塗装等)2,297万円、野球場ラバー整備工事(球場内フェンスラバー取替え)3,537万8,000円、マウンド整備(球場・屋内ブルペン)405万円、野球場備品購入、管理備品購入(施設管理機材等)1,117万3,200円など、計1億3,887万7,000円のハード事業に予算を投入し、今年度にはプロ野球の公式戦が開催できる基準の防球ネットが整備費2億5,951万4,000円を投じてハード工事が実施されます。これこそ企業のための、球団のための雨天ドーム(屋内多目的運動場)と言わざるを得ない状況です。財政状況が厳しい中で、さらに市民負担を増加させるような施設を建設するのは断じて容認できません。 3点目に、高率補助が活用できるからといって、現状況、コロナ禍に進める事業ではないと思います。優先順位を鑑みて、コロナウイルスが終息した状況、市民負担がかからない手法で事業を進めるべきだと考えます。令和3年7月1日、琉球新報発行によると34市町村貯金減、財政調整基金半数、コロナ原因という見出しがありました。糸満市も減少の主な要因に新型コロナの影響を挙げております。また沖縄県においても、2017年、230億円あった基金が2021年には5億6,000万円までなると見込まれております。糸満市が同じ状況になる可能性があり、実際糸満市でも新型コロナウイルスが経済だけではなく、市民生活を支える糸満市の財政にも影響を与えていて、市の税の徴収実績でも当時令和元年度の法人税割は3億868万2,000円でしたが、令和2年度は1億9,387万8,000円で、約1億2,000万円弱の法人税が減少すると見込まれておりました。令和3年度、糸満市の税の徴収実績にも大きな影響が出ております。このようなことが状況で、今後市民負担が増加する施設に関してはしっかり計画を行った上で進めなければならないし、身の丈に合った行政運営が求められていて、今まで行ってきた市民サービスを止めることなく継続させて、さらに向上させていくためにも優先順位を考えて予算組みをしなければならないと思います。今後、老朽化した公共施設等の改修工事が必要になり、例えば水道、下水道の老朽化による改修工事、糸豊環境美化センターやし尿処理場など、様々な公共施設の老朽化に伴う改修工事に向けて準備しなければなりません。新たに公共施設を建設するというのは、市の財政を圧迫してしまう可能性があるため、目先の高率補助で箱物を建設するのではなく、50年後の糸満市を見据えた市民負担がない形で制度を活用して市民に還元してほしいと思います。 屋内運動場を建設することは、糸満市においても市民にとっても必要なものだと認識しておりますが、市長が選挙戦で発言していた財政状況が悪い中での建設する矛盾とランニングコスト市民負担の課題、今後の公共施設の改修工事やコロナ禍での優先順位等、先ほど述べた理由でも反対しております。現段階でも私の考えは変わりありません。それは国の予算で屋内運動場を建設するのは簡単で、一番必要なのはその後の維持管理費、ランニングコストが市民負担にならないようにすることが重要です。私は民間の活力を生かした屋内運動場の整備や屋内運動場に連携した近隣市有地の有効活用(PFI、Park-PFI)などで複合施設の建設で民間が参入しやすい環境を整えることが重要だとも訴えてまいりました。また、令和4年3月の一般質問の中でもロッテ球団から要望があり、緊急性が高いことで早期に建設することが重要との答弁もありました。非常に残念です。 令和3年度糸満市一般会計予算で老朽化が進み、異物混入の事件や衛生環境もよくない子供たちの食の安全が担保されていないと言っても過言ではない給食センターは緊急性が非常に高く、早急に建て替えを行わなければなりませんでした。しかし、莫大な費用がかかるため一度立ち止まり、レベルアップさせるといい、広域化やPFI可能性調査の予算組みをしたのが1年前です。我々はその予算に対しても修正案を提出しましたが、賛成少数で否決されてしまいました。糸満市立学校給食センターPFI導入等可能性調査は1年たった今でもまだ方向性が見えていないのが現状です。本来、市長は糸満市の未来を担う子供たちのために行政運営を行っていると認識しております。議員時代は大変多く一般質問でも勉強させていただきました。しかし、議員時代には子供たちの食の安全のために早期整備するように訴えておりましたが、市長に就任したら給食センターの前基本計画を見直しをしてレベルアップさせるという判断は今でも疑問が残っております。子供たちの食という教育環境は後回しにして、プロ野球球団から要望があった屋内多目的運動場建設は莫大な建設費がかかっても緊急性が高いということで早期整備をする政策を推し進めていくことが全く理解できません。この屋内多目的運動場建設こそ當銘真栄市長がよく言っている、一度立ち止まってレベルアップさせることが大事ではないでしょうか。子供たちの食の安全や食という教育環境がまだ担保されていない中で、屋内多目的運動場の建設には断固反対いたします。 また、令和4年度の市長の施政方針のはじめに、本市の厳しい財政状況は変わりありませんと述べております。財政状況が厳しければ、莫大な建設費がかかる屋内多目的運動場の計画は断念すべきです。行政運営の原点は市民本位であることを念頭に現場に赴き、市民の声を聴き、市民との対話を重視する市政運営とはかけ離れていると私は思います。基本姿勢の中でも生産年齢人口を増やすためには次の世代への不安を解消し、行政としてのビジョンを示さなければ、経済規模の縮小が危惧され、増加する社会保障経費に対応できず、本市の財政運営はますます厳しい局面を迎えることになります。このような課題を克服し、若者から選ばれるまち、生涯にわたり元気に生き生きと住み続けられるまち、活力ある糸満市を築くためには市民の皆様お一人お一人の命と安全、安心、暮らしを守り抜くことを大きな使命として、将来をしっかりと見据えて重点施策を、主要施策を推進してまいりますと述べているように、目先の利益よりも生産年齢人口の抱える課題や悩みをどのように解決していくのかを予算組みに反映させていくことが大事です。屋内多目的運動場が完成して市民の暮らしが豊かになり、保育、教育、福祉、農業、様々な環境がよくなるのであれば推し進めるべき政策だと私は思います。屋内多目的運動場が完成しても、糸満市の様々な分野においての課題解決にはつながりません。現計画では厳しい財政状況をより圧迫するものとなると考えております。よって、屋内多目的運動場建設のために西崎運動公園雨水排水切り回し工事費約4,600万円よりも他市町村同様の保育士確保のための手厚い支援を投じて、若者から選ばれるまち、生涯にわたり元気に生き生きと住み続けられるまち、活力ある糸満市を築いていくために必要な予算だと私は思います。 議員各位には、予算組みの優先順位を御理解頂き、今何が糸満市に必要な政策なのか考えていただき、修正案に御賛同お願い申し上げ、提案理由といたします。以上です。 ○議長(金城寛) ただいま議題となっております修正案に対する質疑を許します。 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時37分)                              (再開宣告午後1時40分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ただいま議題となっております修正案に対する質疑を許します。 ◆5番(浦崎暁議員) 議案第2号 令和4年度糸満市一般会計予算に対する修正案が新垣勇太議員から提出されています。 △この内容を見ると、先ほど勇太議員から提案理由を述べていただきましたけれども、この中でPFI(プライベート・ファイナンス・イニシアティブ)民間資金導入、あるいは民間の資金を活用して公共事業を推進していくという手法、方法ですけれども、これまでの議会の答弁の中でも、例えば給食センターにPFI活用という議論もありました。ただこれはPFIとなると、その運用する主体というのは企業になりますよね。このPFIを取り扱う、あるいはPFIに参入してくる企業というのは県内にあるのか、それとも市内にこのPFIを扱っていく企業はあるのかについて伺いたいと思います。 ◆10番(新垣勇太議員) 浦崎暁議員から質疑がありましたのでお答えしたいと思います。 PFI可能性調査に関して、市内でやっている業者があるのかについては、そこは今まで給食センターも含めてPFI可能性調査事業が可能なのかどうなのかというのを一つずつ調査を行っている状況でありますので、その調査に基づいてしっかり調べるべきだと思います。私の考えというか、私が調べた結果によると、市内にはPFI可能性調査をやれる業者はないんですけれども、やり方としてJVで組んでPFI方式でできることは可能ではないかなというふうには思っております。なので、先ほど質疑があったように、PFI可能性調査をしないのに、していないのにこの事業を高率補助で進めるのがおかしいのではないかということを訴えていて、その中で市内であるかどうかに関しては、今のところはできる業者というのはないと思いますが、それをいろんな形でJVを組んでPFI可能性に向けてそれを調整することはできるのではないかというふうに思っております。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後1時43分)                              (再開宣告午後1時43分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆5番(浦崎暁議員) どうもありがとうございました。2回目の質疑を行いたいと思います。 先ほど新垣勇太議員からも現在のところPFIをやる業者というのはなかなか厳しいというふうな御答弁でした。やはりこの事業というのは、先ほど来、当局からもこの間の議論の中でもあったんですが、急を要すると。ロッテ球団を誘致するためにはやはり必要な事業ということを言われております。ただ、そういう中でPFIというのはあくまでも方法論だと思いますね。目的というのはロッテ球団を誘致するためにこの事業を進めていくということだと私は認識しておりますけれども、ただ、この方法論が違うからというふうなことで修正案を出されるというのは私はどうかなと思うんですけれども、目的、つまり勇太議員に質疑したいのは、ロッテ誘致についての目的というのは行政当局と同じ目的を持っているということでよろしいでしょうか。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後1時45分)                              (再開宣告午後1時46分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆10番(新垣勇太議員) 浦崎暁議員の再質疑にお答えします。 ロッテ球団を誘致するために必要な屋内多目的運動場だと認識はしております。しかしながら、今ロッテ球団が2次キャンプという形でキャンプを行っていて、おおむね1次キャンプが今現状で開始されるのか、開催されるのかというのは未定となっております。新聞報道でも、ロッテ球団の社長からも石垣市キャンプを1次キャンプにして、2次キャンプに糸満市でやっていくという流れは変えたくないという新聞報道もありましたので、今現状で2次キャンプの受入れに関してはできる状況であると思っております。ですから今やらないといけない優先順位の作業、事業を行わずしてこの雨天ドームの建設に向けた予算を投じるのはいかがなものかなというのもありますので、ロッテのキャンプ受入れという、2次キャンプの受入れは今できる状況ではあるんですね、糸満市の状況として。ですから今やるべき課題はクリアしているのに、今後1次キャンプに向けた誘致を、今本当にやるべきなのかも含めて議論が必要ではないかというふうに思っております。そういった意味でPFI、またはPPP、あるいは民間活力という手法を活用して、市民負担がかからない状況であれば早急に進めるべきだというふうに認識しております。これは先ほど厳しいという意見ではなくて、そういう議論を糸満市、行政側がしていないというのがまず問題であって、そういう受入れをどのようにしていくかという大きな目的がある中で、そういった議論がまだされていないのができない、厳しい原因じゃないかなというふうに思っております。ですから今、ロッテ球団を誘致することに対しては、2次キャンプの受入れができる状況にありますので、1次キャンプは石垣でやるというのが今のところ決まっております。ですから今、糸満市で受入れ体制というのはできているのではないかと思いますので、そういった答弁にしていきたいと思います。 ◆3番(山内竜二議員) 提案者から屋内運動場建設は市民負担軽減のため民間活力導入が必要との意見がありました。施設整備費を民間資金活用であれば、かかる費用を回収するため必要分を糸満市に請求することになると思います。屋内多目的運動場は国の特定推進費を利用するものです。同補助金の補助率は8割であることを考えると、2割が独自持ち出しで、かつその半分は交付税で補填されることから、実質の負担は制度上1割で済む計算となります。提案者は壇上で民間活力導入が必要とお話ししています。そうすると総建設費で糸満市の負担は1割以下となることが前提と考えます。民間活力導入で建設費の市負担が1割以下となる根拠をお示し頂けないでしょうか。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後1時49分)                              (再開宣告午後1時49分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆3番(山内竜二議員) 民間活力導入で建設費の市負担が1割以下となる根拠をお示し頂けないでしょうか。 ◆10番(新垣勇太議員) 山内竜二議員からの質疑にお答えしたいと思います。 今、民間活力を使うと建設費、市負担が少なくなるという根拠を示せということをおっしゃっておりますが、私から言わせれば勉強不足だなと思っております。これは建設費に関して市が負担しなくてもいい民間活力があるわけですね。これは神奈川県の事例を言いますと、今、神奈川県横浜市の市有地の上に音楽専用のアリーナを建設してほしいという横浜市からの要望がありました。その要望があった中で、民間に対してそういう施設を造ってほしいということをプロポーザルします。しかし、民間はそれだけ造るだけではペイできないので、それでじゃあ何ができるのかというと、その市有地の半分は何をしてもいいという条例に改正をして、ホテルであったり本社を造るようなことができるという条例改正をするわけですね。そうすることによって民間の活力が多く十分に発揮できる。それはアリーナを建設するプラスとしてその市の土地の有効活用をして、そこで収益を出していく、だから市が負担をするということがない状況になるわけですね。今、私がずっと議会で訴えているのは、雨天ドームを造るということだけでいうと民間は参入しません。だからそういった近隣の市有地を活用した、Park-PFIも活用しながらペイできるような状況を市として準備することが今重要ではないかというふうに言っております。だから今、市が負担するのをお示しくださいということではなくて、市が負担しないように造るためにはどうするのかということを考えていただきたいと、そういう旨で討論であったり提案をしている状況であります。 ◆3番(山内竜二議員) では、質問1と関連です。 提案者は維持管理費に民間活力導入の必要性をお話ししていました。民間活力導入であれば、一般的に企業は損をするのではなく、かかる費用は回収することが前提であると考えます。建設費用と維持管理費を民間と折半していくことになるかと思います。もし、施設建設と維持管理を一括する民間活力導入であれば、国の財源補填分約9割分も民間との折半対象費用となります。もし建設費10億円なら、特定推進費活用なら制度上9億円が国支援となりますが、民間導入であれば最大9億円が維持管理費に加算、請求される可能性が高く市の負担増と考えます。国の特定推進費の利用は市の後年度負担の軽減につながることと考えますが、提案者の民間活力導入を優先すべきで特定推進費を利用するのはおかしいとの御指摘はどの点で優劣があるのか、維持管理費の点でお示し頂けないでしょうか。 ◆10番(新垣勇太議員) 山内竜二議員の再質疑にお答えいたします。 先ほども答弁したとおり、今民間活力を生かすことによって、維持管理費も民間が管理をするという形に持っていきたい、そういう旨の答弁をさせていただいております。これはできるできないというのはやってみないと分からないし、その可能性調査をすべきだということをずっと私は言ってきました。これは今、雨天ドームに関することではなくて、ほかの部分に関しての市有地を有効活用した上で市としてメリットがあることをどこがやるのかというのを言ってきた、この2期5年間だったと思います。ですから、今言っているように維持管理費が安くなる安くならないというのは、民間に委ねられるという条件で市はやらないといけない。それは市がアクションを起こして雨天ドーム、屋内練習場を建設するためには民間がどのようにしたら参入しやすいかということを議論もせずに、国の予算がある、特定推進費があるからといってそれを取りに行くというのはおかしな話じゃないかということで私は今訴えているわけです。先に議論すべきことは、お金がかからないように、市民負担がかからないように、維持管理費がかからないようにするためにはどのような手法があるのかというのも含めて議論すべきじゃないかということで今回修正をしていることであります。 ○議長(金城寛) お諮りいたします。 ただいま議題となっております修正案に対する質疑を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって、ただいま議題となっております修正案に対する質疑を終了いたします。 休憩いたします。                              (休憩宣告午後1時56分)                              (再開宣告午後1時56分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 委員長報告及び修正案に対する討論を許します。 ◆5番(浦崎暁議員) 議案第2号 令和4年度糸満市一般会計予算に対する修正案に対する反対の立場から討論を行います。 △勇太議員が出したこの修正案、質疑もいろいろありました。この間いろいろPFIという言葉が今議会だけではなくて、これまでいろいろ学校給食センターの建設をめぐっても討論になってきました。このPFIというのは、プライベート・ファイナンス・イニシアティブといって非常にスマートな響きを持っていて、日本語に訳すと民間資金活用とかそういうことが言われています。これは発祥がイギリス、英国と言われていまして、この国でも都市部を中心にPFIを導入しているところもありますね。ただこれが全て成功しているかというと、そうではないというところも出ていまして、このPFIの議論というのは、自治体における議論の非常に本質的な議論にもなっていくと思います。ちょっと私振り返っていきたいなと思いますけれども、議会と行政と、あるいは行政と民間というふうなことが峻別されていますけれども、ここでPFIをめぐる議論の中で特に重要なのは、公、特に行政の役割と、あとは民間の役割というのは明確に分けなければいけないところもあると思います。ただ、そうは言っても行政もきちんと合理化して、きちんと無駄をなくしていって、効率よく行政を進めていかないといけないというわけです。民間というのは、1つの目的が利潤が目的であります。これは駄目だという話ではなくて、いわゆる民間の利潤追求というのは民間に課せられた役割なんです。行政というのはなかなかこの民間の目的となじまないところがあります。1つ分かりやすい点でいうと、例えば警察によるパトロールとか救急車、なぜかと申しますと、例えば非常に人が少ない田舎の地域とかあまり人が住んでいないというところにパトロールするとかという話になると、ここに人は住んでいないのにパトロールして何の効果があるんですかという人もいますよね。そうじゃないんですね。やはり満遍なく、等しく警察、行政が及んでいって、市民の安全を守っていくという観点から、一見無駄に見えるんですけれども、そういうふうなこともあるんですけれども、行政の役割というのはそういうものなんですよ。なぜかというと民間ができないんですよね、これはね。救急車もそうですよね。救急車の使命というのは、市民の命と健康を守っていくというのが救急車の使命です。ですから遠くにあっても一報が入れば、1秒でも早く市民の命を守っていくんだという気概の下で出動するんですよ。これが非常に遠いから、コストがかかるから行かないんだというふうなことは、多分多くの市民がですね、これは行政の怠慢だということになって大問題となると思います。ただこれは極端な話ですよ。でも、本質的なものというのは、民間と行政の役割というのはこういうふうにすみ分けているんです。これが非常に混同されていくとですね、例えば極端な場合、先ほども極端な事例を言いましたけれども、あまりにも効率性を求めていって、あまり市民の相談がない分野をほとんど削っていけばいいと、福祉をどんどん削っていけばいいんじゃないかというふうな議論というものを非常に私は危険視しています。このPFIというのも、先ほど来、英国でその資金活用が導入されたんですけれども、以前私も勉強したことがあって、刑務所でPFIをやったという事例があったんですけれども、結局破綻しちゃったんですね。なぜかというと、先ほど民間というものは利益を追求していますよね。明確だと思うんですよね。そこで利益を追求していくというのはどうやって利益を追求していくんですかということになってきて、結局利益を上げられなかったからPFIをやめざるを得なかったというふうなことも何かの本で読んだことがあるんです。そういう中でいうと、やはりPFIをやるためにはきちんと利益を上げていくというのが民間の最大限の目的になってきます。  先ほど勇太議員からもいろいろありましたけれども、結局この事業というのは非常に大きな事業になってきて、いろんなノウハウも必要になってくると思います。市内企業にはないと、少ないとかという話も聞いたんですけれども、今度のPFI導入、あるいは屋内施設の水回り事業を進めていこうというのは、その大きな目的には多くの市民が待ち望んできたロッテ球団プロ野球キャンプ誘致ということでありますよね。そういう中でそういう施設を進めていこうというわけなんです。ただ先ほどPFIをやる事業所がない、あるいは少ない、これから考えていかないといけないというふうになると、そのタイミング的、時期的な問題、果たしてその市民のニーズに応えることができるのかと。そして高率補助という話も出てきました。市は1割負担で済むんだという話もありましたね。そうなると、この事業を今の時期で導入して、かつ市民の負担を軽減していくということであれば、何もPFIに拘泥する必要はないんじゃないかと思います。問題は非常に本末転倒ですよ。目的というのはロッテを誘致していくんだというところで、つまりその方法論として公が責任を持つのか、あるいはPFIを導入するのかというふうなことになると思うんですけれども、やはり早急に、しかも高率補助というふうなメニューがあるのであれば、行政としては市民の負担も軽くなるし、速やかに事業に着手できるという観点から立てば今の事業を進めていくということに何ら問題はないと思います。今後このPFIというものを議論していかないといけないと思います。 この観点からも、私はPFIというものはこの事業にそぐわないというか、非常にPFIという持っているもの、果たして市民の利益に本当につながっていくのかということを思っていますので、令和4年度糸満市一般会計予算に対する修正案に反対して、私の討論を終わります。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時05分)                              (再開宣告午後2時05分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆12番(金城悟議員) 先ほどの提案者新垣勇太議員の市民に対して、すごく内容が分かりやすい、インターネット中継を御覧になっている皆さんも、さぞこの質疑に対しての答弁も本当に市民が、ああ、これは糸満市のためにやっているいい考えだと思います。それこそが私この勇太議員の提案だからこそ、議案第2号 令和4年度糸満市一般会計予算に対し、一部修正案に賛成し、一部指摘をしながら討論をいたします。 修正箇所は、第1条第1項中「297億4,358万9,000円」を「296億9,697万1,000円」に改める。同条第2項中、第1表歳入予算の一部、20款2項基金繰入金「19億5,035万2,000円」を「19億373万4,000円」に改めることです。令和4年度の公園施設整備費、8款4項6目4,661万8,000円は、屋内運動場関連整備となっています。屋内運動場整備には反対しないが、緊急性があるのかどうかです。また民間活力を考え、昨年からPFI調査が始まっています。その結果もこれから報告される予定です。老朽化した給食センター整備も大きな施設整備となる広域化、PFIの再調査が必要として、令和3年度の基本設計、令和4年から建設予定がストップ状態です。それとともに私が提案した保育士確保のための予算も計上されていません。現在、市内のこども園、保育所共に保育士の確保が厳しい状態です。他の自治体は保育士確保のための手厚い対策費を計上されています。このままの状態が続けば、糸満市で働きたいという保育士がいなくなるのではと危惧します。今回はぜひとも緊急性が感じられない公園整備を減額し、保育士確保や認可外保育施設への格差是正、更生保護活動支援活動費へのための修正することをお願いします。 主な指摘箇所は教育関連費です。今回の教育組織改編はとても委員会機能を活用した改編とは思いません。問題は今まで教育委員会にあった指導部の廃止です。指導部、教育一本化機構改革の教育委員会総務部の2部制度から1部制度になることで教育委員会の指揮命令系統が一本化される。教育委員には予算が計上されています。教育委員には2月18日の1回だけの説明をしたことが明らかになりました。また3月2日の校長会、3月3日の教頭会には資料も配布しないで1回の説明がここでも明らかになりました。意思疎通が図れないで1回の説明では熟議されたとは到底思えません。糸満市こども園移行については、在り方検討委員会を立ち上げて、市民や関係者から聞き取りをし、2年間の公私連携型移行に準備をしたが、教育委員会総務部の2部制度から1部制度になることに対してはわずか1か月の間に決定するとは到底考えられません。 更生保護活動支援について、運営費の要請に対しパンフレットの印刷、県内外の旅費も会費から補っているのです。近隣市町の豊見城市6万2,023円、八重瀬町30万円、与那原町15万円、南城市36万円、南風原町33万9,000円が助成されているのです。本市も考えるべきですよ。保育士確保の就職祝い金及び宿舎借り上げ支援事業について近隣市町には助成があります。保育士確保に必死なんですよ。この両案件については今議会において市長の判断に委ねたんですが、決断がないまま予算計上されていません。 糸満市認可外保育施設園長会からの2月28日に要請書を市長に手交しています。私の再質問は、声を聴いて市長に感想を求めたんですが、この場にいない部長が答えたのです。市長の施政方針の基本姿勢に子供からお年寄りまで安心して暮らせる健康福祉社会を実現するため、行政運営の原点は市民本位であることを念頭に現場に赴き、市民の声を聴き、市民との対話を重視する市政運営を目指すと市長は言っています。要請では認可外保育施設園児への認可保育所との保育格差是正を求めているのです。保育格差是正を求めての認可外保育施設への今予算に計上もしていない待機児童解消と保育士確保、既存の認可外保育施設への子供たちはみな平等です。何を優先順位にするか御理解を示し、修正案に賛成の立場での討論を終わります。議員各位の賛同をよろしくお願いします。終わります。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時15分)                              (再開宣告午後2時15分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆6番(伊敷郁子議員) 皆様こんにちは。議会最終日です。議案第2号 令和4年度糸満市一般会計予算について、修正案に反対し、原案に賛成ではありますが、幾つか指摘をさせていただきます。 令和4年度糸満市一般会計予算の総額は歳入歳出297億4,358万9,000円です。歳入の1款1項市民税、1目個人分、2目法人分合わせて1,717万4,000円の減は、コロナ禍の影響で市民の収入減が影響したのではないかと推測します。コロナは市民生活に大きな負担を与えています。一日も早いコロナの収束を望みます。 15款2項手数料、3目衛生手数料、ごみ処理手数料は年々増加傾向にありますが、SDGsの観点からもごみの減量化、食品ロス等市民意識の向上を図るとともに、資源ごみ袋の廃止に向けて前向きに検討していただきたいと思います。 次に歳出2款総務費、1項総務管理費、6目企画費、24節積立金、ふるさと応援寄附制度推進事業のふるさと応援基金積立金3億円、積立金の使い道はいろいろあると思いますが、これまで多くの議員が一般質問で学校給食費の無料化についての実施を要望してきました。確かに市の財政状況で直ちに全額無料化は厳しいものがあることは承知していますが、ふるさと応援基金を活用し、せめて3分の1の減額か、私は3番目の子供は無料にするといった、こういうできるところから子育てを応援することを検討していただきたいと思います。糸満市は人口に対する子供の割合が全国平均12.4%に対して、18.3%と全国でも県内でも高い地域です。それだけ子育てを頑張っている親が多く切実な問題なのです。一般質問でも申し上げましたが、子育ては現実的にお金がかかります。一生懸命子育てを頑張っている親を支援するために段階的にできるところから支援を行ってほしいと要望します。親の経済的な負担は虐待の遠因にもなっているのではないかと私は危惧します。 次に女性のつながりサポート事業、委託料、コロナ禍における女性のつながりサポート事業委託料560万円、コロナ禍で生理の貧困問題がクローズアップされ、生理用品の支給等が展開され、助かりましたと多くの声が寄せられています。しかし、この問題の本質をしっかりと考えていただきたいと思います。彼女たちは生活必需品である生理用品さえも買えないぐらい貧困状況に陥っているということです。生理用品の支給はあくまでも1つのツールとして、貧困の根本的な解消に向けての課題解決を行っていただくことを期待します。コロナ禍で特に女性の自殺が増えているという現実は声を出しづらい現状もあるのではないかと私は思います。きめ細かい支援の在り方を要望します。 9目防災諸費、空家対策等推進事業、空き家対策はもちろん防犯の意味もあると思いますが、糸満市の大きな資源にもなると思います。コロナ禍でリモートによる勤務など、就労形態も変化している中、地方に移住しながら仕事を続けるというスタイルを選ぶ方々も増えています。本市の空き家も活用できる可能性を多く秘めていると思います。前にも一般質問をしましたが、ぜひ防犯対策だけではない資源としての活用の在り方も検討していただきたいと思います。 3款民生費、2項児童福祉費、1目児童福祉総務費、積立金、糸満市子どもの未来応援基金積立金について。一般質問でもこの基金の使い道についてお話させていただきましたけれども、私は子供の貧困対策の一番の問題解決は高等教育を身につけさせることだと思っております。現実に高卒よりも大卒のほうが賃金が高いという中、進学を諦めなくてもよいというように、そういう子を多く救っていくためにもぜひこの基金は給付型の奨学金にも活用するべきだと思いますので、ぜひこれも検討していただきたいと思います。 同じく3款民生費、2項児童福祉費、4目保育所費、令和4年度の入所希望者数が多く、待機児童が多くなったと一般質問で答弁がありました。子供は糸満市の未来です。未来を担う子が増えていることは喜ばしいことです。どの子も健やかに育ってほしいと願います。市長もそう考えていると思います。本市の市民所得の低い現状を考えると、どうしても両親共働きになるかと思います。待機児童は本市の経済にも大きく影響することから、待機児童の解消は早急に取り組むべき課題だと思います。そこで保育士の確保をどう行っていくかという問題があります。園長会の声、現場で働く保育士の声、保護者の声、全ての声に満足いく答えが出てくることはすぐにはできなくても一緒に考えていく努力を重ねることで解決できる方向性が見えてくることもあるのではないでしょうか。一番、現場の声を直接聴くことがいいのではないかと私は思います。必ずしも、私もたくさん提案させていただきましたけれども、お金を使うことだけでこの問題が解決できることではないかもしれません。しかし、待機児童の問題は当事者には仕事に復帰できないこともある本当に切実な問題です。いろんな知恵を尽くし、糸満市の糸満モデルというんですかね、糸満モデルの構築を期待します。 8款土木費、4項都市計画費、6目公園施設整備費、地下埋設施設整理事業について。一般質問の中でプロ野球の1次キャンプに向けての屋内多目的運動場の施設整備を行うための事業であると答弁がありました。多くの市民が本市でのプロ野球キャンプの誘致を喜んでいます。今年度行われた2次キャンプの様子はテレビでも放映され、本市の名を全国に知らしめました。早く1次キャンプを行ってほしいという声は私にも届いています。子供たちにとっては間近に触れ合えるチャンスもあるのでどんなに喜ばしいことでしょう。さらに本市にとっても経済的効果は計り知れないものがあります。先ほど申し上げましたように、コロナ禍で本当に市民生活は打撃を受けています。特に飲食業や観光産業等に関わる多くの方々にとってこれから事業や生活を立て直していくということは本当に切実な問題です。一日でも早く屋内運動場を建設し、1次キャンプを行ってほしいと首を長くして待ち望んでいると私は思います。その方々に反対ではないけれども、今やることではないとどうして言えるのでしょうか。これ以上生活を脅かすことになるかもしれない提案がなぜできるのでしょうか。私には疑問です。名城に新しいホテルもできます。市内からも就労や食材の提供など、多くの市民に利益がもたらされるであろうと思います。プロスポーツキャンプが行われ、糸満市の名前が全国に知れ渡ることによってホテルへの宿泊も増えれば市民の生活を豊かにすることもできます。市民の経済的な生活を豊かにする責任は私たちにも課せられていることと思います。一日も早い工事の完成を行い、1次キャンプの早期実現を望みます。 10款教育費、1項教育総務費、2目教育総務費、今回教育委員会の1部制について、総務委員会では特に多くの質疑がありました。1部制になって学校現場に対して手薄になるのではないかと懸念するからです。教育は子供たちの将来にわたって大きな力となると同時に影響力も多大です。その現場が手薄になると子供たちが不利益を被るのではないかと危惧するのは当然のことです。教育長もそのことは十二分に考えての判断であったと思います。総務委員会の中で指摘された懸念が起こらないように、子供たちにとって不利益にならないようにしていただきたいと思います。糸満市では初めての教育委員会の1部制なので正直やってみないと分からないと私は思いますが、現場を熟知している教育長の判断を信じます。平成23年糸満市教育委員会制定の糸満市の教育目標の中の幼児児童生徒像は、幼児児童生徒一人一人の個性を伸張し、社会の変化に主体的に対応できる資質や能力を養い、自ら考え、行動できるなど、生きる力の育成を図るとあります。今の世の中、明日何が起こるか本当に分かりません。どんな世の中になっても本当の意味での生きる力を培える学校教育であってほしいと願います。 以上、修正案に反対し、原案を指摘して賛成討論とします。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時26分)                              (再開宣告午後2時26分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆17番(金城敦議員) こんにちは。議案第2号 令和4年度糸満市一般会計予算に対し、一部修正案に賛成し、ほかの予算には指摘をしながらの討論を行います。 先ほど新垣勇太議員のすばらしい提案理由がありました。公園施設整備費、地下埋設施設整理事業は、屋内運動場建設を行うための西崎運動公園雨水排水切り回し工事に係る予算4,661万8,000円にふるさと応援基金を使うことを考え直すべきだと私は思います。この公園事業は一括交付金(特定推進費)を充てる事業だと聞いておりました。その一括交付金の予算で進めてもらいたい。今回の一般質問でロッテ球団から要望があり、緊急性が高いことで早期に建設することが重要との答弁がありました。ロッテ球団は1次キャンプはこのまま石垣を拠点とすると新聞には報道されておりました。今、2次キャンプしか決まっていない中、緊急性があるのか疑問です。そして計画性のない事業の進め方でしかありません。糸満市の地域行政において、地域からの緊急性の高い要望がたくさんあります。いまだに下水道、雨水管、アスファルト舗装のされていない道路、雨が降るたびに水たまりができ冠水する道路、蓋のない側溝で排水処理もできない最低限の生活環境で我慢している現状です。何年も要望しても予算がない、事業がつけられないので、少ない資材補助金で自治会で何とかやってくれとの回答しかありません。このような事業こそふるさと応援基金を使ってでもやるべきことだと思います。 また高嶺小学校の運動場の問題もあります。高嶺小学校の移設は長年にわたり協議を重ね、やっと移設が決まりました。校舎が市内で一番古く、耐震診断でも最悪の状態であります。運動場も狭く、子供たちは部活の野球で練習試合でさえ一度も学校でやったことがない。100メートル走もできなく、思いっきり体育の授業もできないと我慢を重ねながら運動場が広くなるのを待ち望んでいます。学校の移設が決まり、校舎が新しくなり運動場が広くなると喜んでいたが、地域をはじめ、父兄、PTAの方にも説明もなく運動場建設が先送りになっていることに、教育委員会に対し怒りの声が大きくなっています。地域の声を全く聴けない市政、この状況で本当に小中一貫校ができるのか、これからも地域の声を聴かないまま進めていくのではないかと不信感しかありません。予算がないとの理由ではありますが、このふるさと応援基金を使うことができないか調査をし、校舎建設と運動場拡張整備が同時に完成できるようお願いをいたします。 また、給食センターの建設に関しても早期建て替えを多くの議員が要請をしておりましたが、令和3年度に市当局が整備事業をストップさせています。まだまだ事業は進む気配さえありません。PFI方式で建設するにしても早急に事業ができる方向で進めてほしいと思っております。緊急性の高い給食センターだからこそ、ふるさと応援基金を有効活用して早期建て替えをするべきではないかと思います。 ふるさと応援基金の優先順位を計画的に考えるためにも、今回の修正案に賛成の立場で討論といたします。議員各位の賛同をお願いいたします。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時32分)                              (再開宣告午後2時32分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆7番(賀数郁美議員) こんにちは。議案第2号 令和4年度糸満市一般会計予算について、修正案に反対し、原案に賛成の立場ではございますが、新型コロナワクチン接種体制確保事業について一部指摘をさせていただき、討論をさせていただきます。 これから5歳から11歳までの新型コロナワクチン接種が始まりますが、これまで新型コロナウイルスに感染し死亡するケースはごくまれでございます。ウイルスというものは変異を繰り返し、感染力を上げながら弱毒化していくものです。現在、沖縄でも新型コロナウイルスの陽性者が増えていると連日報道がございますが、10歳未満の子供が重症化するのは極めてまれであり、報道のあおりにより接種をされる方が増えることを懸念しております。全国でも本ワクチンの接種後死亡したのが2022年3月18日時点では1,500人以上、健康被害を訴えた方は2万7,000件以上、その中でも重篤副反応者数は6,600件以上が上げられています。現在でも多くの方々が副反応に苦しめられ、病院をたらい回しになっている現状がございます。その中でも国の副反応救済制度に認定されたのはわずか140名余りです。うつさないために、やお年寄りを守るためにとうたわれ、接種を促されておりますが、厚生労働省が2021年2月17日に発表した医療従事者等の範囲についての中でワクチンの基本的な性能として感染予防効果を期待するものではないとはっきり明記されております。つまりワクチンを打とうが他人にうつさないという効果はないと厚生労働省が言っているのです。また本ワクチンは現在も臨床試験中であり、ファイザーの添付文書にも、本剤は、本邦で特例承認されたものであり、承認時において長期安定性に係る情報は限られているため、製造販売後も引き続き情報を収集中である。また、効能または効果に関する注意では、本剤の予防効果は確立していないとも明記されており、5歳からのコロナワクチン接種の意義を見いだせません。本ワクチンのデメリットを上回るメリットがなく、接種後に健康被害を訴える子供が多く出る可能性が高いため、本事業に指摘させていただきます。 以上、修正案に反対し、原案に賛成の立場で討論をさせていただきました。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時35分)                              (再開宣告午後2時35分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆18番(金城敏議員) 議案第2号 令和4年度糸満市一般会計予算、修正案に賛成の立場で討論を行います。 今回のふるさと応援基金が活用される雨水管切り回し工事は屋内練習場建設のための工事です。昨年5月にロッテ球団から2次キャンプの打診があり、急ピッチで球場整備が進められてまいりました。陸上競技場タータン走路等緊急性を要する他の運動施設整備は置き去りにされ、壊れてもいないフェンスラバーの取替え、球場内土の全面入替えはロッテ球団から特に要請がないにもかかわらず整備をされ、さらに次年度防球ネット工事等が計画されております。しかしながら、2月に行われた2次キャンプ、期間はたったの6日間と短く、ほとんどが他球場での練習試合、市内小中学生の野球教室もなし、市内での宿泊もなしが現状であります。来年キャンプの宿泊も市内宿泊施設にいまだ予約が入っていないと聞いております。ロッテ球団は1次キャンプを行っている石垣市に練習試合の相手がおらず、本島でキャンプを行っている球団と他球場での試合の合間の練習場確保が目的で、現状のままの糸満市の施設でも十分2次キャンプを行えるのではないでしょうか。2次キャンプ期間の延長、本市での宿泊等が確約されていないこのような現状でなぜさらに整備が必要か、本当に費用対効果が図られるとは到底思えません。さらに屋内運動場を建設すれば1次キャンプをするという確約があるとも思えません。先ほど提案者の勇太議員からありましたように、補助金を活用し、屋内練習場を建設できても、その後の莫大な維持管理費は市が負担しなければならず、今後、市の財政面に重くのしかかっていきます。市長は市政運営に民間の発想を取り入れると言っておりますが、これはこれまでの箱物行政と何ら変わりありません。民間企業は事業を始める際、あらゆる角度から徹底的に調べます。本市にとって本当に必要か民間企業の発想で検討すべきだと思っております。 現在、コロナ禍で先行きの見えない中、市内の観光業をはじめ、多くの企業が苦しんでおります。行政においても福祉、教育や地域のインフラ整備に緊急に予算を必要としております。ふるさと応援基金は本来こういったところに活用すべきだと思います。今定例会一般質問において、給食費無償化を提言されている議員がおりました。県内他の市町村においても取組を始めるところや段階的に検討していく市町村が出ております。本市においてもいずれ議論されていくものと思いますが、その際やはり重要なのは財政面であります。必要なときに必要な予算が確保できるよう、採算の取れない出費は抑えるべきであります。今回の予算計上は将来的十分な調査がなされているとは到底思えません。 よって、以上の観点から修正案に賛成いたします。いま一度、各議員の再考をお願いいたします。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時40分)                              (再開宣告午後2時40分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆1番(大城むつみ議員) 皆さんこんにちは。議案第2号 令和4年度糸満市一般会計予算、修正案に対し反対し、原案に賛成する立場で討論します。 提案のある修正案は、歳入となるふるさと応援基金からの繰入れ4,661万8,000円と歳出で同額の地下埋設施設整理事業費関連予算を削減するものであります。端的に申しますと、屋内多目的運動場配置予定地の地下にある排水管の移設工事は認めない、またその財源としてふるさと応援基金から充当することは認めない、非常に残念なものとなっています。沖縄は観光業に多く依存しており、観光関連従事者もその影響を受けており、環境改善は急がれます。御承知のように屋内多目的運動場整備は冬場の観光の落ち込みをプロ野球キャンプ実施により底上げをしようというのが狙いであります。今般の経済状況は大変厳しいものであることは承知のことと考えます。報道等ではコロナ禍で労働市場への打撃が顕著となり、1年以上の失業状態にある人は64万人であることが示されました。コロナ流行前と比べると31%増というリーマンショック以来の高い数値となっています。失業者予備軍もいると想定され、経済対策が急がれることは明らかであります。そのような中、プロ野球キャンプでの経済波及の恩恵を後退させる本修正案は絶対に認めることはできません。 議案第2号 令和4年度糸満市一般会計予算修正案に反対し、原案に賛成することを切にお願いし、私の討論といたします。よろしくお願いします。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時43分)                              (再開宣告午後2時43分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆21番(徳元敏之議員) 皆さんこんにちは。議案第2号 令和4年度糸満市一般会計予算に対する修正案に賛成する立場で討論を行います。 私は市議会議員当選以来、プロ野球キャンプ誘致については賛成の立場であります。しかしながら、糸満市の財政は厳しいものがあり、市単独事業はなかなかできない状況であります。経常収支比率も高く補助金がなければあらゆる事業も執行できない状況であります。今回、ふるさと応援基金を活用して雨水管排水の切り回し工事をするとのことですが、私は委員会の中でもほかに必要な事業があるので、一度立ち止まって予算を組むべきだと主張いたしました。本市の野球場のある地域は海抜が低く、地震などがあった場合には甚大な被害が予想されます。よって急がずにもっと安全な場所への移転や最新型の技術設備を取り入れた施設整備を行い、市民負担がかからない運営も考えながら、日本だけじゃなく世界中から注目される施設整備を行うべきだと思います。 以上、議員各位の賛同をお願いいたしまして、修正案に賛成の討論といたします。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時46分)                              (再開宣告午後2時46分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆9番(長嶺安浩議員) 皆さんこんにちは。議案第2号 令和4年度糸満市一般会計予算の修正案に反対し、原案に賛成する立場で討論します。 市長から提案のある令和4年度一般会計予算を見ますと、コロナ禍における女性への経済的、精神的サポートを行うための相談体制や生理用品など、配布業務を担う事業や子どもの未来応援基金関連予算など當銘市長のカラーを感じる提案になっており、予算に示された全ての事業の執行を強く望むものであります。 さて、予算に関連する一般質問で、いわゆる屋内多目的運動場整備に関する排水管路の移設費を見直し、変更すべきという意見がありました。予算案を確認しますと、奨学金返済支援など、保育士確保や処遇改善関連など7つの事業が確認できます。また保育こども園課予算全体では約47億9,800万円と対前年比で3億5,100万円も増加をしており、當銘市政においても保育事業の充実にしっかり取り組んでいることが分かります。見直しすべきと指摘された排水管路移設は屋内多目的運動場整備予定箇所の地下にある管路を移設することで円滑な屋内多目的運動場整備につながる取組であります。特に屋内多目的運動場にあっては、プロ野球キャンプによる経済波及効果が見込まれ、落ち込みの著しい冬場の観光を底上げすることにつながります。報道によると、ロッテの春季2次キャンプ時に糸満市内の宿泊も検討されており、経済波及効果はさらに期待できます。また、屋内多目的運動場は国の高率補助を活用する、一般質問で指摘のある排水管移設費用はふるさと納税で頂いた寄附で賄うなど、市民負担の軽減もしっかり考えています。経済より福祉を優先すべきとも取れますが、當銘市政は両方ともしっかり取り組んでおり、議案第2号 令和4年度糸満市一般会計予算ではそれが確認できます。 以上のことから市長が提案する議案第2号 令和4年度糸満市一般会計予算の全会一致の賛成を求め、賛成討論とします。議員各位の御賛同をよろしくお願いします。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時50分)                              (再開宣告午後2時50分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆16番(大田守議員) こんにちは。議案第2号 令和4年度糸満市一般会計予算の修正案に対し賛成の立場、また一部指摘をしながら討論をいたしたいと思っております。よろしくお願いします。 さて、この修正案に関しましては、新垣勇太議員からしっかりとした提案理由がございました。ふるさと応援基金を使いながらやるべき、今早急にやるべき事業なのか立ち止まって考えて、PFI等、しっかりと考えたらいかがでしょうかという修正案でございます。その中で、PFIでその事業でどれぐらいの市の予算が軽減化されますかという質疑もございました。これに対しても新垣勇太議員しっかりと答えを出しております。そして私たちも豊島区の区役所の新しい庁舎を見てまいりました。300億円以上の新しい庁舎で一般財源は1円も使っておりません。民間の企業を入れて全て構築しております。豊島区の区役所です。こういった事例もございます。当時、私たちのこの糸満市では市民会館、今の観光振興センターですね、それを造る運動で、人様の土地を12億円も使って買って建設しようとかというお話もございました。豊島区の企画部長とお話をさせていただきました。糸満市はサンセットで夕日が見える沖縄県の観光の一番の売りの場所でもありますよねと、しっかりと勉強なさっております。こういった場所でもし市民会館予定地が3,000坪もあるんだったら、私たちがそういった事業者を糸満市に紹介しても構わない。これは公と公でお互いそういったものは情報として与えることはできますよというお話もございました。しかし、当時は私たちのこの糸満市の行政はそういった発想も全く持っておりませんでした。だからこそ、今回修正案で新垣勇太議員が出した緊急性を要しなければしっかりとPFI事業をこれも含めてやっていこうではございませんかということでございます。そして今、国交省はこの三、四年でPark-PFIというその政策を強く打ち出しております。今、日本全国でお金のかかる公園の維持管理をこのPark-PFI事業でしっかりとリニューアルする、そういった自治体も増えております。なぜ私たち糸満市はそういったものをしっかり見て、なるべく一般財源を使わない、その方向性が見いだせないのか、全く私は不思議でたまりません。さらに矛盾することは、早急な改築が必要である老朽化した給食センター、7,000食以上の安心安全な食事を提供するこの場所こそ本来はふるさと応援基金を使いながらも早急に整備すべきなんですよ。そこをPFI、これも考えてやりますと、それが1年もそのままです。この3月には報告書が出来上がる予定ですが、まだまだその報告もございません。これが今の私たちの糸満市の行政の現状であります。そのような中、本当に一般財源を使ってやっていいのかどうか。金城敏議員もおっしゃいました。西崎球場の改修をしなくても2次キャンプはできますよと。糸満市には余分な負担をかけたくないというそういったお話だと私は思っております。こういって声をかける球団のために、勝手に糸満市が早急な対応が必要だということで、本当に対応してよろしいんでしょうか。ロッテは、当時糸満市にも雨天練習場の話があったときに、糸満市に来ていいということでしたが、しかし当時、防衛庁から7億円余りの補助金をもらいながらも、私たち糸満市はそれをできませんでした。石垣市が独自判断で5億円の補助金で雨天練習場を造りロッテを誘致いたしました。同じ県内の自治体で私は出来上がっているものを無理矢理引っ張ってくる、そういったことは同じ県内であれば私は悲しいなと思っております。もし、プロ野球キャンプを本当に糸満市に誘致するのであれば、しっかりと足腰を据えた計画を作って、今沖縄県でキャンプを張っていない2球団がございます。ライオンズやソフトバンク、市長、こういった球団を本当に引っ張り込む、そういった足腰の強い計画が必要だと思っております。だからこそ私は新垣勇太議員が提出したこの修正案に賛成であります。まずは立ち止まりましょう。立ち止まらずに本来であれば速攻すべき給食センターは立ち止まり、立ち止まらなくてもいいものは早急にする。これでは私たち糸満市の行政は、私は転んでしまうんじゃないのかなと危惧をしております。 さて、このPFI、民間活力を考えるとして昨年からPFI調査が始まっております。その結果もまだまだ報告されていないものでございます。老朽化した給食センター整備が大きな施設整備となるため、広域化、PFIの再調査が必要として令和3年度の基本設計、令和4年度からの建築予定がストップな状態でございます。屋内運動場の整備と毎日7,000食以上の給食の安全性の確保とどれが最優先事項でしょうか。児童生徒の安心安全な給食の確保が優先事項だと私は確信をしております。それとともにさらに喫緊の課題です。もう今年度、次年度、あと僅か2週間しかありません。その新しい年度で保育施設が保育士不足で大変困っております。これは喫緊の課題でございます。待ったも利きません。その保育士確保のため法人保育所認定こども園から要請のあった予算は計上されておりません。現在、市内のこども園、保育所共に保育士の確保が厳しい状況です。ほかの自治体は保育士確保のため手厚い対策費が計上されていると聞いております。このままの状態で行けば糸満市で働きたいという保育士が少なくなるのではないかと危惧いたします。今回は、ぜひとも緊急性が感じられない公園整備費を減額して、今後緊急性を持った事業に計上できるよう修正することを願います。 あと指摘しながらやっていきたいと思っております。8款土木費、4項都市計画費、6目公園施設整備費でございます。こちらにはバックネット工事費等球場の予算が組まれております。2億6,000万円近い各種の予算でございます。私たち糸満市は、平成7年、県内初のスポーツ健康都市宣言をした町です。これはスポーツをすることで市民の健康、体力増進が期待され、国保税の抑制になるとの思いで当時スポーツ宣言都市ではなく、当時の玉城ノブ子議員の提案によって健康を入れて、スポーツ健康都市宣言にしようではないかということを言って、このスポーツ健康都市宣言になったと私は聞いております。社会人スポーツや少年少女駅伝大会等々、この西崎の運動公園では様々な市民の大会が開催されます。また通年、常日頃、健康のためにウオーキングをしている方々もございます。これも金城敏議員からありましたように、タータン走路の補修は本当に何年も前からの課題でございます。本来、スポーツ、野球のためにこんなに多額なお金を入れるのであれば、私たち市民の常日頃やっておりますウオーキングやそういった危険性の除去のために、私はまず優先してやるべきものではないかなと思っております。これがスポーツ健康都市宣言をした私たち糸満市の行政やそして議会の役目だと思っております。だからこそPFIでなるべくお金を使わない、その方向性の調査、これが必要でございます。さて、さらにこのプロ野球キャンプ誘致のためだけに雨天練習場を造るのでしょうか。私はあらゆるスポーツのために必要だと思っております。そしてほかの町が、都市が誘致しているものを沖縄の中で取り合うのではない。ほかのまだ沖縄に来ていないいろんなスポーツがございます。野球でも、サッカーでも、そういったところとしっかりと話をすることが必要だと思っております。 では、続きまして10款教育費に移ってまいりたいと思っております。10款1項1目教育委員会費でございます。その中に教育委員の報酬費が計上されております。委員は市民から託されて糸満市の教育をしっかりと議論するよう負託された委員の先生方です。次世代を担う子供たちの教育にどのような知育や徳育、体育、それとともに食育等を議論し、糸満市の教育の道筋をつくるための費用と私は思っております。新年度からの市組織改編で社会体育課が教育委員会より市長部局に移管されることは、平成25年から9年間もの長い間熟議されてきております。そしてやっと令和4年度からこれができます。私は教育の学校体育がそのまま教育委員会に残る。しかし、イベント、スポーツを含めた経済的なスポーツのほうは、やはりスピードの速い経済部そういった部へ移る、これには賛成でございます。問題はこの社会体育課でも長期間様々な角度から議論をしているのに、私たちのこの教育委員会の指導部と、そして教育委員会総務部を一本化することでございます。そのやり方が部、課の設置増のためなのか、それともそういった話をする機会をつくることのできない予算なのか、ほかに原因があるのか、それを解明するその必要性があると思い、私たちの総務委員会の中で教育長のお話を聞いた後に、最後に教育委員の先生方のこの審議状況を聞くべきじゃないかということでそれの要請をいたしました。しかし、出されてきたのは質疑終了の動議でございます。大変悲しい結果でございます。私たちの委員会の中で、本来教育や市部局の調査のために教育委員の方々を呼ぶことが政治的圧力になるのでしょうか。公の方々です。そして報酬は糸満市の税金からちゃんと予算組みをして出されております。本来私は校長会や、そして教頭会の会長の皆さん方からもお話を聞きたいなと思っておりました。これは校長会や教頭会、その会自体には市の予算からは出ていないと思いますけれども、しかし、これを主催する会場運営、また職員の関わり、そして教育長を含め、両部長の参加を含めて、やはり私たちの糸満市の税金が使われております。こういったものを考えていくと、私は大変残念ではございますけれども、本来もう少し熟議が、そして議論が必要だったなと私は思っております。さて、この2部制度を1部制度に変える事案で、教育長は特命で小中学校監督を特命にすると。部長調整会議には出なくてもよいから時間がつくれます。こども未来部との連携がやりやすくなりますと発言していますが、私は疑問に思います。特命とは何でしょうか。特別の任務、命令です。正式の事務分掌にはならないと私は考えております。部長調整会議に出席しなくてもよいとの発言は、この教育の、小中学校の現場から出てきた言葉が他の部との調整が必要なときは教育部長が現場のことは教育指導監から聞き、部長調整会議に出すのであれば、二重基準になるのではないでしょうか。また特命だから部長調整会議にそのまま出しますと言えば、先ほどの答弁にもございました部長調整会議に出なくていいから、時間がつくれますよというそことの矛盾が生じてくると私は思っております。こども未来部との関係に至っては指導部ではできないのでしょうか。以上のことから矛盾点が数多くあります。そのような大事な教育委員の方と本当に今回熟議されたのでしょうか。教育委員会の指導部、教育委員会総務部の2部制度廃止は島尻教育事務所管内の義務教育施設の中で約28%の義務教育施設が存在する糸満市の教育に対する重要な問題であると私は考えております。指導部廃止の審議が教育委員会内部で熟議されたのか、一番大切な学校現場の校長会、教頭会の意見も聞き指導部の廃止となったのか質問しても納得のいく答弁がありません。それもそうだと思います。本当に熟議されたのかとの質問において教育委員には2月18日の1回だけ、それも糸満市総合教育会議28分の中、その中では社会体育課廃止、移管の議論だけでなく行政部局との新部設置、そしてまた指導部の話も少しだけあったと私は見ております。さらに大切な現場、児童生徒を預かる校長会には3月2日、教頭会には3月3日、それも資料なしの説明1回だけと聞いて私は委員会の中で驚愕の連続でした。教育長は教育委員会の審議は合議制ですと答えております。このような進め方が本当に合議制なのか、合議制の意味を理解しているのか疑問が出てまいります。島尻教育事務所管内でも指導部、総務部の2部制があるのは糸満市だけです。これは他の自治体の教育関係者からも評価されていると聞いています。指導部があることで学校の管理職は安心して業務につくことができたと言っても過言でありません。また教育長自身の2月18日の糸満市総合教育会議の中の発言を会議録で確認をしても、指導部を評価しております。その中からは指導部を廃止することでのメリット、また完全に廃止するという発言は見当たりません。行政側の総務部長の発言を見ると、福祉部からこども未来部を立ち上げる、部が増える、増部ができないので教育委員会で調整できないかの内容と私は会議録の中では取ってしまいます。行政部局は増部、増課、教育委員会は減部、減課でありながら、教育長の答弁は全体的な機構の中での調整、それとともに現場を預かる校長会と話合いをして反対の声があってもする、つまり実行ですね、すると答弁しております。糸満市の教育行政を預かるトップの言葉とは私は思えません。糸満市教育委員会の本質は何でしょうか。基本は義務教育を受ける権利を持つ児童生徒の学習環境、生活環境の向上にどのように向き合うかです。教育委員との熟議はなく調整したとの答弁、現場の反対があっても実行するの答弁では糸満市教育委員会は児童生徒ではなく、行政にしか向いていないのではないかと思わず思ってしまいます。これまで糸満市教育委員会教育委員会の三理念、政治的中立性、継続性安定性の確保、地域住民の意見の反映の理念の下、しっかりと運営されてまいりました。だからこそ社会体育課の廃止は事務移管を平成25年から長い時間9年間かけ熟議され、令和4年で廃止、移管となっております。これには議会総務委員会も理解できますし、私も納得いたします。翻って今回の指導部廃止は委員会で1回、校長会で1回、教頭会で1回、とても熟議されたとは言えません。到底市民の理解を得たとは言えない行為です。もし今回の指導部廃止の案件が了承されるのであれば、教育委員会の三理念、政治的中立性は当事者かけらも感じられず、市長部局の行為に左右される、そのように感じられます。2つ目の継続性安定性の確保は長年、島尻教育関係者から理想の形と見なされている2部制を糸満市総合教育会議の中で教育長も評価しながら廃止することは継続安定性の確保の内容と相反するものだと私は感じます。3つ目、地域住民の意見の反映は地域と密着した小中学校現場の意見、保護者の意見、さらに重要なことは市民から負託を受けた議会の承認を得て任命された教育委員の先生方のうち、教育長以外の4人との熟議をしていない。これはこれで地域住民の意見を本当に反映しているのか、私はそうではないのではないかと思っております。これらは教育委員会の三理念を損なうものではないかと考えるとともに、教育の本質を顧みない糸満市教育委員会の存在意義が問われかねない状態になるのではないかと危惧します。再度申し上げます。約6,500名の児童生徒のための糸満市教育委員会なのか、行政のための糸満市教育委員会なのか、糸満市の教育委員会の児童生徒の教育を受ける権利、教育の本質をどのように考えているのか見当がつきません。令和3年8月に策定されました糸満市教育大綱作成の中で指導部の在り方は言及をされたのでしょうか。糸満市教育大綱は糸満市教育の最高指針です。また組織図を見ると一目瞭然、教育長の下に教育部長、全ての課が張り付く。その下に教育指導監、課なし、特命で学校の監督、特命とは何でしょうか。先ほど申し上げました特命ならいつでも外すことができます。正式には部下のいない位置です。もし、現在の指導部長が留任なら降格人事となると私は思っております。教育長が教育の深化につながるというなら、現在の2部制のまま指導部長に学校教育課、小中学校だけを張り付け、現在の糸満市教育規則の事務分掌を変えるだけで済みます。行政部局との調整、部増減の調整は必要ありません。教育長の熟議した、組織の在り方、事務分掌等納得のいく答弁とはならず、矛盾しか感じられない委員会でございました。これで長年教育関係者から評価されてきた糸満市教育委員会の総務部、指導部の2部制を変えるということは私は大変残念でなりません。案件は重要でございますけれども、市の条例案ではなく教育委員会規則です。これには議会は関与できません。なので一番の問題は教育に関わる学校現場、教育委員の熟議がされていないことだと思います。教育委員の報酬や会議などは全て市からの税金で補われています。このままなし崩し的に指導部が廃止となると糸満市の将来を担う子供たちの教育に対し危機感を感じております。ぜひとも教育長、再度の再度の再考をお願い申し上げます。 同じく10款教育費、2項小学校費、3目学校建設費です。この中には高嶺小学校移転改築工事費が計上されております。高嶺中学校と高嶺小学校を一貫校にする中での予算となっております。高嶺小中学校は島尻教育事務所管内で初の試みとなります。どのような学校になるのか教育関係者の注目を集めております。新しい義務教育施設となる高嶺小中一貫校は糸満市の教育の未来を見据えた学校になるものだと期待していましたが、現状はどうでしょうか。校舎の建設は耐震基準を考慮すると待ったは利かない状況なので早めの整備が必要です。しかし、運動場はいかがでしょうか。財政難なので小中一貫校になってもそのまま拡張整備は考えていない、現状維持。小学校の運動場を南山グスクの国指定を進めながら考えると答弁をしております。南山グスクの発掘調査は小学校の運動場はしないのでしょうか。そんなことはありません。南山グスク発掘の本丸は現在の運動場から校舎にあると私は考えております。とんでもない話です。中学校の運動場は狭く、今でも部活関係では四苦八苦している状況であります。そこに小中一貫校となると児童が同敷地内を使用することになります。拡張なしでは現状維持とは言えません。狭隘になることを意味します。小中一貫校整備時に同時にやらないといつやるのですか。屋内運動場の整備やプロ野球の2次キャンプの僅か1週間のために予算は何億円以上も計上しながら、子供たちの教育に関しては財政難なのでできません。本当に市長、それでよろしいのでしょうか。このような予算でよいのでしょうか。市長、教育長はどこを見て糸満市の教育を進めているのでしょうか。教育には知育、徳育、体育の三育が重要だと言われております。運動場の拡張整備をしないことは高嶺小中学校の児童生徒の体育を軽視することにつながりかねないと私は感じております。市教育委員会はそのことをしっかりと市長と相対して予算要求する必要性があります。よろしくお願い申し上げます。 同じく10款教育費、5項社会教育費、8目文化財保護費です。糸満市はウミンチュ漁労具と伝統技術者の文化財指定をこれから進めていくため、文化財保護推進事業費を計上しております。島根県の美保神社に製作されてから80年以上のサバニが保存されております。サバニの伝統技術者や漁労具指定のためには両施設に展示されたサバニの調査が必要だと考えられます。今回は計上されておりません。大変残念なことです。やはり予算編成権を持つ文化課の再構築が必要だと指摘いたします。 同じく10款教育費、6項保健体育費、4目学校給食費に修繕費が計上されております。老朽化した給食センターは修繕対応では追いつかなくなることは明白であります。児童生徒の安心安全な給食を維持するためには早急なアレルギー対応型の施設整備が必要として、令和3年基本設計、令和4年実施設計、整備開始で事業計画が立てられていました。しかし、委員会を立ち上げ給食センター整備のため、時間と予算をかけた計画案はいとも簡単に財政を考えるとして、広域化、PFIの調査が必要だとして計画はストップしたままです。従来の計画どおりなら、令和5年には新しいアレルギー対応型給食センターのオープン供用開始予定でした。市長、教育長、給食センターは緊急性がないのでしょうか。プロ野球キャンプよりも大切だと、優先事項だと私は思います。子供たちの教育より重要でしょうか。PFIにしても給食センターよりも西崎運動施設整備に活用したほうが効果はあると聞いております。今何が大事なのか、何が緊急性があるのか判断すべきと私は指摘をいたします。 以上、修正案に賛成し、一部指摘の討論を終わります。ぜひとも修正案に賛成のほうをよろしくお願い申し上げます。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時23分)                              (再開宣告午後3時23分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆3番(山内竜二議員) 議案第2号 令和4年度糸満市一般会計予算に対する修正案に反対し、原案に賛成する立場で討論します。 令和4年度一般会計歳入歳出予算297億4,358万9,000円について、対前年比6億2,788万4,000円、2.2%の伸びとなっています。社会保障や扶助費などの義務的経費、さらにインフラ整備により投資的経費が増加するなど、本市の財政は依然として厳しい状況ではありますが、第5次糸満市総合計画に掲げる様々な施策を推進するため、国や県の補助金などの財源を確保することで市の負担軽減を図り、各分野に配慮した予算編成になっていると思います。市民待望のプロ野球キャンプが30年ぶりに本市で開催され、地域への経済波及を期待する声は非常に高く、西崎運動公園内に屋内運動場や防球ネット等の施設整備を推進しプロだけでなく、アマスポーツのキャンプやイベント誘致を行う意義は大きいものだと思います。地下埋設施設整理事業はプロ、アマスポーツのキャンプやイベント誘致を行うために令和4年度の重要なタイミングで屋内多目的運動場整備につなげていく取組です。コロナ禍の中、糸満市民の安全、安心とともに地域経済の活性につながる施策も取り入れながら、糸満の発展を一層推進することを希望し、反対討論といたします。議員各位の皆様の御賛同をよろしくお願いします。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時25分)                              (再開宣告午後3時25分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆8番(金城一文議員) こんにちは。せっかく準備したので読ませていただきたいと思います。議案第2号 令和4年度糸満市一般会計予算について、修正案に反対し、原案に賛成する立場から討論いたします。 令和4年度の当初予算は297億4,358万円で、前年度と比べて2.2%の増となっております。引き続き、感染症防止対策に取り組む一方で、コロナ禍で困窮した方々への支援や落ち込んだ地域経済の回復を重点とし、ウィズコロナ、アフターコロナを見据え、各種事業を推進するなど限られた財源の中で効率的な予算が編成されていると思います。重点施策の1つである糸満市スポーツ観光交流拠点施設整備事業は、西崎運動公園内に屋内運動場を整備し、糸満市における久しぶりのプロ野球キャンプが実現することで観光業の活性化による地域経済への波及効果や令和4年度からスポーツに関連する業務を市長部局で実施することもあり、スポーツを通した子供たちの人材育成にも寄与するものであると期待しております。 また、妊娠、出産、子育て期を通して子育て家庭が安心して子育てできるような様々な事業も実施しています。こども医療費助成の対象年齢拡充や保育士奨学金返済や県外保育士誘致への支援を継続し、保育教諭の処遇改善を図ることで保育教諭を確保し、待機児童の解消につながるものと思います。 そして御指摘のありました教育委員会の1部制への移行につきましては、総務委員会内で長い時間をかけて審査されてきました。確かに校長会や教頭会での説明は遅かったかもしれませんし、簡素化され過ぎていたかもしれません。しかしながら、そのことについての当局の説明は今までの指導部長を教育指導監にすることは単に名称の変更ではなく、指導部長の職務の中から社会体育課の業務を外すことで業務の削減や部長職ということで出席を求められる様々な会議への出席を減らすことなど、今まで以上に学校や子供たちに関わる時間を増やすことができる。学校現場や子供たちにとってプラスになることはあってもマイナスになることはないとのことでありました。また、教育委員会議での説明も時間が短いとの指摘がありました。確かに短い時間のように思えますが、その中においても教育指導監は現在と同じ校長級の方が来られること、指導主事は4人と今と何も変わらないことなどを説明し、教育委員の皆様には御理解を頂いているとお聞きしております。説明におけるプロセス上に一部改善の余地があるかとは思いますが、その後の対応は慎重かつ丁寧なものであったと思います。今後とも子供たちの学びや健やかな成長のために御尽力頂きたいと思います。 以上で修正案に反対し、原案に賛成する討論とさせていただきます。議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時29分)                              (再開宣告午後3時29分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 お諮りいたします。 委員長報告及び修正案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告及び修正案に対する討論を終了いたします。 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時30分)                              (再開宣告午後3時31分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 これより採決を行います。 △議案第2号 令和4年度糸満市一般会計予算に対する新垣勇太議員外6名から提出された修正案について採決を行います。 本修正案に賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立少数であります。 よって本修正案は、否決されました。 次に、原案について採決を行います。 議案第2号 令和4年度糸満市一般会計予算本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案委員長報告のとおり決することに……。 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時32分)                              (再開宣告午後3時33分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 議案第2号 令和4年度糸満市一般会計予算本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時33分)                              (再開宣告午後3時34分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめこれを延長いたします。 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時35分)                              (再開宣告午後4時15分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ただいま金城幸盛議員外7名から議員提出議案第4号 ウクライナ避難民の早期支援を求める決議についてが提出されました。 お諮りいたします。 本案については、これを日程に追加し、議題といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって本案を日程に追加し、議題とすることに決しました。 △議員提出議案第4号「ウクライナ避難民の早期支援を求める決議について」を議題といたします。  本案については、提出者金城幸盛議員外7名の賛成者でもって提案されております。提出者の提案理由の説明を求めます。 ◆19番(金城幸盛議員) 議員提出議案第4号 ウクライナ避難民の早期支援を求める決議について。上記に関し、別紙のとおり決議する。 決議文を読み上げて提案理由の説明に代えさせていただきます。   ウクライナ避難民の早期支援を求める決議 2月24日、ロシア軍はウクライナに軍事侵攻した。ロシア軍の無差別攻撃によってウクライナ国民の貴い命が奪われ、戦火を逃れるために周辺諸国に避難する人々が増大している。 許し難いロシア軍の蛮行は、国際法、国際秩序を踏みにじるものであり、第2次世界大戦後、世界平和を脅かす最大の危機と言われている。 今、世界的規模でロシアのプーチン大統領に対する抗議や非難の声が上がるとともに、ウクライナ支援の輪が急速に広がっている。 突如、世界平和が脅かされ、かつてない規模の人道危機が発生している中、より一層の反戦平和の声を上げるときであり、同時に人道支援に取り組むことが急務となっている。 岸田文雄首相は3月2日、ウクライナ避難民を受け入れることを表明し、早急に実務の手続を進めるという。また、玉城デニー県知事も14日、避難民受入れを明らかにした。 全国各地の自治体においても、積極的にウクライナ避難民を受け入れる等、様々な支援の取組が相次いでいる。 「鉄の暴風」と言われた沖縄戦。県民は、筆舌に尽くし難い状況の中、お互い助け合い、あるいは、献身的な姿勢を発揮して戦火をくぐり抜けてきた。そして、今日の豊かな社会を築いてきたのである。私たちは先人たちの精神から学ばなければならない。 本市は、沖縄戦終えんの地であり、長年、全世界に向けて恒久平和を発信してきた。戦争で苦しむ人々を積極的に支援していくことは、世界平和を実現していくことにつながっていく。 ウクライナで起こっていることを「対岸の火事」とはせず、自らの問題として捉え、支援を必要としている人々の願いを受け止めるときである。 今こそ、本市の役割を再確認し、避難民の受入れ体制の構築を含めた調査や整備、支援策の検討を急がなくてはならない。 よって本市議会は、平和を希求しホスピタリティーあふれる「糸満の心」を世界に発信するとともにウクライナ避難民に対する早期支援の実現を求めるものである。 以上、決議する。  令和4年3月22日                                糸 満 市 議 会 ○議長(金城寛) お諮りいたします。 本案については、議会運営委員会の答申のとおり、質疑、委員会の付託及び討論を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって本案については、議会運営委員会の答申のとおり、質疑、委員会の付託及び討論を省略することに決しました。 これより採決を行います。 △議員提出議案第4号 ウクライナ避難民の早期支援を求める決議について、本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立全員であります。 よって本案は、原案のとおり可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 議員提出議案第1号「糸満市議会委員会条例の一部を改正する条例について」を議題といたします。 本案については、提出者金城幸盛議員外7名の賛成者でもって提案されております。提出者の提案理由の説明を求めます。 ◆19番(金城幸盛議員) 議員提出議案第1号について提案理由を御説明申し上げます。 △議員提出議案第1号 糸満市議会委員会条例の一部を改正する条例について、本案は、議案第25号 糸満市部設置条例の一部を改正する条例が可決されたことにより、部の名称や分掌事務が変更されることに伴い、糸満市議会委員会条例の関連部分を一部改正するものであります。 改正の内容につきましては、糸満市議会委員会条例第2条第2項第1号中、総務委員会の所管事項のうち「企画開発部」を「企画部」に改め、同項2号中、民生委員会の所管事項に「福祉部」の次に「こども未来部」を加えるものであります。 本条例の施行日及び経過措置につきましては、附則に規定されているとおりであります。 以上、改正点を申し上げ、提案理由の説明といたします。 ○議長(金城寛) お諮りいたします。 本案については、議会運営委員会の答申のとおり、質疑、委員会の付託及び討論を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって本案については、議会運営委員会の答申のとおり、質疑、委員会の付託及び討論を省略することに決しました。 これより採決を行います。 議員提出議案第1号 糸満市議会委員会条例の一部を改正する条例について、本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立全員であります。 よって本案は、原案のとおり可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 議員提出議案第3号「新型コロナウイルス感染症に係る全ての差別や偏見等の根絶に関する決議について」を議題といたします。 本案については、提出者金城幸盛議員外7名の賛成者でもって提案されております。提出者の提案理由の説明を求めます。 ◆19番(金城幸盛議員) 議員提出議案第3号 新型コロナウイルス感染症に係る全ての差別や偏見等の根絶に関する決議について。上記に関し、別紙のとおり決議する。 決議文を読み上げて提案理由の説明に代えさせていただきます。   新型コロナウイルス感染症に係る全ての差別や偏見等の根絶に関する決議 昨年2月より新型コロナワクチン接種が始まり、同ワクチンの接種・非接種による人権問題が顕著化している。市民一人一人の参加によって人権が尊重され、住みたい、住み続けたいと感じられるまちの実現を図るために、同感染症に関する様々な人権問題に取り組まなければならない。 本市の基本構想では、「子どもの人権を守り、子どもも親も安心して過ごせるまち。」、「人権を尊重し、多様な生き方を認め合う共生のまち。」を目指しており、住みやすいまち糸満市の実現に向けて、同感染症に係る全ての差別や偏見、誹謗中傷等の根絶を目指し、以下の事項について決議する。1 新型コロナウイルス感染症の感染者及びその家族に対する不当な差別・偏見・誹謗中傷をさせない。2 医療や介護、保育などの現場で社会を支えている人たちとその家族に対して敬意を払い、不当な差別・偏見・誹謗中傷をさせない。3 ワクチン接種・非接種による不当な差別・偏見・誹謗中傷をさせない。4 新型コロナウイルス感染症に関する正しい理解を広げ、市民一丸となって人権侵害の防止に努める。  令和4年3月22日                                糸 満 市 議 会 ○議長(金城寛) お諮りいたします。 本案については、議会運営委員会の答申のとおり、質疑、委員会の付託及び討論を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって本案については、議会運営委員会の答申のとおり、質疑、委員会の付託及び討論を省略することに決しました。 これより採決を行います。 △議員提出議案第3号 新型コロナウイルス感染症に係る全ての差別や偏見等の根絶に関する決議について、本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立全員であります。 よって本案は、原案のとおり可決されました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 給食費支援継続や、コロナ感染症対策など糸満市の認可外保育施設園児への支援充実を求める要請を議題といたします。 本件については、その審査を民生委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。 ◆5番(浦崎暁議員) 給食費支援継続や、コロナ感染症対策など糸満市の認可外保育施設園児への支援充実を求める要請の委員長報告を行います。 △本件は、糸満市認可外保育施設園長会から提出されたものであります。  本件の内容につきましては、認可外保育施設園児への新すこやか給食費の補助継続、認可外保育施設園児への新型コロナ対策利用料減免等の継続、認可外保育施設園児と認可保育所園児との保育格差是正を求める要請であります。 本委員会では3月9日に本件に関連し当局へ質疑を行いました。当局より、給食費削減については例年どおり実施できる見込みであり、新型コロナ対策利用料減免等については、新年度予算ではないが、国の補助があれば補正予算で対応していく。格差是正対策については、県の動向も見る必要があり、現状として市町村の単独事業では厳しいとの説明がありました。委員から、認可外保育施設は今後もなくならない施設だと思うので、そこにも手厚く支援を行ってほしいとの意見がありました。 審査の結果、市長において善処されたしとの意見を付し、全会一致で採択すべきものと決しました。 ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後4時32分)                              (再開宣告午後4時32分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆5番(浦崎暁議員) 「給食費削減」ではなくて、「給食費補助」に変更したいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(金城寛) 委員長報告に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する質疑を終了いたします。 委員長報告に対する討論を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 給食費支援継続や、コロナ感染症対策など糸満市の認可外保育施設園児への支援充実を求める要請、本件に対する委員長報告は採択であります。本件を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立全員であります。 よって本件については委員長報告のとおり決しました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) さとふる「糸満わんにゃん基金」寄付金の誤解を招く募集内容と寄付金使用目的の再考についての陳情書を議題といたします。 本件については、その審査を民生委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。 ◆5番(浦崎暁議員) さとふる「糸満わんにゃん基金」寄付金の誤解を招く募集内容と寄付金使用目的の再考についての陳情書の委員長報告を行います。 △本件は、地域ボランティア命どぅ宝まもり隊及びNPO法人ワン’sパートナーの会から提出されたものであります。  本件の内容につきましては、2021年度及び次年度以降、クラウドファンディングで集まった寄付金を目的に沿った多頭飼育救済や野良猫のTNRへの使用を可能とすること、各課において多頭飼育をしていると思われる生活困窮者の情報を把握、共有し、行政が主体となり多頭飼育支援に取り組むことなどを求める陳情であります。 本委員会では、3月9日に本件に関連し当局へ質疑を行いました。 委員から、どうぶつ基金とのすみ分けはどうなっているのかとの質疑があり、当局からどうぶつ基金は多頭飼育に既に陥っている、または陥る危険性が高い方を対象とし、糸満わんにゃん基金では、放っておくと多頭飼育につながるおそれのある方を対象としているとの回答がありました。また委員より、次年度以降は支援を行っている団体ともっと意見交換が必要ではないかとの意見がありました。 審査の結果、市長において善処されたしとの意見を付し、全会一致で採択すべきものと決しました。 ○議長(金城寛) 委員長報告に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する質疑を終了いたします。 委員長報告に対する討論を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 △さとふる「糸満わんにゃん基金」寄付金の誤解を招く募集内容と寄付金使用目的の再考についての陳情書、本件に対する委員長報告は採択であります。本件を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立全員であります。 よって本件については、委員長報告のとおり決しました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 「マスク着用に関する陳情書」を議題といたします。 本件については、その審査を民生委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。 ◆5番(浦崎暁議員) マスク着用に関する陳情書の委員長報告を行います。 本件は、子どもの未来を考えるアンマーの会から提出されたものであります。 本件の内容につきましては、マスク着用の弊害を広報紙等やポスターで告知すること、来庁市民及び市職員間でマスク着用のお願いをしないこと、週に一度のノーマスクデーの実施、免疫を上げる勉強会の開催などを求める陳情であります。 本委員会では、令和3年12月15日に陳情願者を参考人として意見を伺いました。委員より、マスクを着けたくないから不登校になっている子供もいる。現在学校現場ではどうなっているかとの質疑があり、陳情願者から、事実上着用が強制のようになっているとの回答がありました。 審査の結果、賛成者がなく願意に沿い難いとの意見を付し、不採択とすべきものと決しました。 ○議長(金城寛) 委員長報告に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する質疑を終了いたします。 委員長報告に対する討論を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する討論を終了いたします。 休憩いたします。                              (休憩宣告午後4時40分)                              (再開宣告午後4時41分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 ◆6番(伊敷郁子議員) 本陳情については、まだ十分納得したところがありませんので、賛成反対の意を示す立場にないので退場します。 ○議長(金城寛) これより採決を行います。 △マスク着用に関する陳情書、本件に対する委員長報告は不採択であります。よって本陳情についてお諮りいたします。  本陳情を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。 ○議長(金城寛) 起立なしであります。 よって本陳情については、不採択と決しました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後4時42分)                              (再開宣告午後4時43分) ○議長(金城寛) 再開いたします。 選択的夫婦別姓の法制化を求める意見書の提出を要望する陳情書、公共施設のZEB導入、住宅のZEH導入と電力自由化促進についての陳情書、「5歳から12歳の新型コロナワクチン接種お知らせ内容に関する陳情書」、「運転代行業者への事業継続緊急支援措置」について(陳情書)、沖縄県内ブライダル業界に対する助成措置に関する陳情、「沖縄本島南部土砂採取計画の撤回を国に要請することを求める陳情」、以上6件を一括して議題といたします。 6件については、総務委員長、民生委員長及び経済建設委員長から閉会中継続審査申出書が提出されております。 お諮りいたします。 6件については、総務委員長、民生委員長及び経済建設委員長からの申出のとおり決することに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって6件については、そのように決しました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 総務委員長、民生委員長、経済建設委員長及び議会運営委員長から閉会中の継続審査(調査)の申出が提出されております。 お諮りいたします。 本件については、各委員長からの申出のとおり閉会中の継続審査(調査)に付することに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって本件については、各委員長からの申出のとおり閉会中の継続審査(調査)に付することに決しました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) お諮りいたします。 今期定例会において議決されました議案、意見書等について、その条項、字句、数字等、その他整理を要するものにつきましては、その整理を議長に委任されたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金城寛) 御異議なしと認めます。 よって条項、字句、数字等、その他整理を要するものにつきましては、議長に委任することに決しました。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(金城寛) 以上をもちまして令和4年第2回糸満市議会定例会を閉会いたします。                              (閉会宣告午後4時46分) 上記のとおり会議の次第を記録し、これを証するため署名する。        糸 満 市 議 会            議   長  金 城   寛            5   番  浦 崎   暁            17   番  金 城   敦...